子どもの習い事“ピアノ教室”

本日は息子と娘のピアノの発表会でした。
2人の舞台で1人のピアニストになっている姿を見れて嬉しかったです。

そこで、本日はピアノ教室について、書いてみたいと思います。

我が家の長男がピアノ教室に行くきっかけは、僕がほんの少しピアノをさわったことがあって、家にピアノがあって、長男も音楽好きそうだったから。妻は、破天荒な幼稚園年長の彼にギャップ萌えを備えさせてはどうかと考えたようです。

そして、彼も小5、なんやかんや続けています。
妹も年長からはじめて、小1の今年、2回目の発表会でした。

続けるにはお約束があります。

  1. 毎日朝晩ピアノを弾くこと。
    体調が著しく悪い時は流石にスルーOKですが、気分が乗らない日も、ピアノと楽譜と曲と向き合い、ピアノを弾くこと。

  2. 惰性で続けない。
    全ての習い事に共通するのですが、続けていても成長を感じられない。毎日気が乗らない。やらされている感じしかしない。こうなったらやめ時だから自分で辞める決断をしてください、と言ってあります。数年経っても、大人になっても、楽器は何歳からでも始められる、再開できるから、今の時間を大事にする選択も必要だと言ってあります。

  3. その瞬間はピアニストになる。
    これも全ての習い事のに共通するのですが、習い事の最重要項目は「アイデンティティの獲得」と考えています。ピアノを弾く瞬間、1人のピアニストになる。その時間は全ての社会的役割を退けて、ピアニストになること。これを約束としています。

2と3はきっと大人の習い事にも通じるものだと思います。
とりあえずやってみよう!はとても素晴らしい。けれどどう続けるか、も大事ですよね。

そして、親の役割はいい先生に出逢わせてあげることだと考えています。

子どもと先生の相性。とても重要ですよね。
我が家の場合では、子どもの興味関心に付き合ってくれる、自己肯定感を伸ばしてくれる、そういう先生に出会え、通い続けています。生徒の戦績(コンクール優勝者多数みたいな)が凄い、生徒を引っ張って持ち上げてくれる先生よりも、一緒に楽譜と曲に向き合ってくれる素晴らしい先生に出会えたことを本当にラッキーだと思っています。
もちろん、高い目標と自己意識を持って「コンクール優勝」「絶対ピアニストになる」という子だったら技術指導力を最重視でいいんだと思いますが。

ピアノ教室は指と目とと耳と同時に色々な感覚を必要とするからおすすめの習い事です、という話を見聞きしますが、ピアノの音やピアノを弾く人の姿が、その子の琴線に触れない限りは、同じ効果を求めるなら、ゲームでも、ダンスでも良いんじゃないかなって思います。何事もやらされてる感しかなかったら成長しませんものね。大人も。

さて、我が子たちはどんなピアニストを自分の中に育てるのか、今後も楽しみです。
僕も嫌がられない程度に、2人と一緒にピアノを弾くのを楽しみたいと思います。

本日は多少とりとめもなく、自分の考えを書いてしまいました。
お読み頂きまして、ありがとうございました。




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