『きちんと終わらせること』がどうやら大事らしい
『きちんと終わらせること』
今日の昼間に、ふとそんなメッセージが降りてきました。
そこで思い出したのは、以前門下の姉弟子にあたる先輩の方と話していたことから。
以前働いていた職場。いわゆる『天中殺年』に私自身に色んなトラブルが降ってきて、私は最終的には心も体もズタボロになり『天中殺年』の期間中に退職しました。今思えばしょうもないことで怒っていたりもあったのですが。
(※いわゆる天中殺。言葉からも世間的なイメージからも怖かったり悪いイメージを持たれるかもしれませんが、ちゃんとした意味をわかった上で、また過ごし方、在り方に気をつけるのならば、決して恐れる必要のない時期です。そして、上のような出来事になったのは私自身の在り方の悪さが原因であった、また、辞めた後からコロナの件で会社が大打撃を受けたので、ある意味救われた、とも捉えられるので、決して天中殺だから悪くなる、、、とだけはいえません※)
精神的に落ち込み、もう辞めたい、、、、、、そう思った時に私を諭してくれた姉弟子の方は
『本来であれば、天中殺が明けた後にきちんとした形で、感謝の気持ちを持ちつつ退職するとよい』
確かそんなことをおっしゃっていました。
(しかし、耐えられず辞めてしまったわけですが)
それを今日思い出すにあたり、はっと気付いたこと。
人生で起こることは螺旋のように繰り返す(似たようなことが順繰り順繰り起こる)、ということと、また今ある課題をクリアしない限りそれは解決するまでずっと追いかけてくる、という言葉を聞いたことがありますが。
自分が始めたことを終わらせることも同様で、つまり始めたことをちゃんと終わらせることでようやく次のステップにいけるし、逆に未練がなくなるまでやり切らないと同じような体験の場が似た形を変えてやってくる。
で、特に天中殺期間中に切れやすいご縁もあるけど、だからこそちゃんとした形で終わらせることが大事なのかなあと。
私の場合は、改良になったかはわかりませんが、天中殺が終わり、また当時のトラブルの相手の方が退職された後に2回ほど、元の職場に菓子折りを持って行きました。
これは単に自分の心残りから行なったことではあったのですが、このことで前の職場から、そして業界から完全に未練を断ち切ることができたのでよかったかなと思っています。