干支自由読み解き【丙&丁】
※※※陰陽五行の五行の十干、火性の陽【丙】、火性の陰【丁】について触れていますが、教科書に載っていない、あるいは習わないであろうことも含まれており、私独自の解釈、読み解き、感じたことです(少なくとも私の流派では習ったことのないことも含んでます)。
引用などは構いませんが、(そんなだいそれた内容でもありませんが、万が一の為申し上げると)鑑定で使うか使わないか、などは自己責任でお願いします。また、個人の解釈、自由な読み解きゆえに(こんなのは陰陽五行で習わないとかの)批判のコメントやメッセージも受け付けません。悪しからず※※
火性の陽、太陽こと【丙】とか火性の陰、弧明、蝋燭などの【丁】。
丙をお持ちの方で輝いてらっしゃる方は、まさに太陽、ありのままのお姿、エネルギーを自分から放出していらっしゃるなあと感じます。
太陽は自ら輝き影響を与えるもの、だからこそでしょう。
ただ一方で1日には昼と夜があるように、輝きを見せる時、見せない時もあるもの。
その見せない時、あるいは不遇、苦労や代償の先払い、、、いわゆる陰の時期があるからこそ、陽の時期、、、周りの方々を照らす太陽としての輝きもより際立つのかもしれません。
まさに丙、太陽のようなエネルギーを発し出している方って、最初は口にこそあまり出しませんが、放出するエネルギーと同質量くらいの苦労もされているのでは、と感じます。いや、其れがあったからこそ、丙の宿命の輝かせ方を身につけたのかもしれませんね。
要は、陰の経験も大事かもしれないということです。
そして丁。
蝋燭や弧明、人工灯は太陽が明るいうちは目立ちません。用を成すことは少ないでしょう。
ただ、夜や暗闇でこそ輝き、孤独の闇にいる方々の道標となりえます。
そして、近づかないとその激しさ、熱さはわかりません。
なので、人にたとえるならば、心はとても暖かいけど
近づかないと、または不遇な時期などにその存在の価値に気付かないという表現もできますでしょうか。
また、灯火はたいてい人工のもの。単独では弱い。
なので助けを得る=できれば木性の相性の流れ、あるいは金性の相剋により、より輝きが際立つものなのかもしれません。
水の存在、壬は干合し、大海の水面に輝く灯火の輝きを助けてくれます。
また。
火性は表現の星。
太陽に当てられると、生命力が育まれると同時に希望に溢れて、未来、希望、などの人の陽の側面をありのままに見せてくれて、前に進ませてくれます。そんなところを映し出してくれるでしょう。
一方で灯火。蝋燭、人工灯。あるいはキャンプファイヤーなどでもいいでしょう。
繊細な火の揺らぎ、弧明は、あなたの心の、普段隠していた部分を思い起こさせ、また過去を思い出すことで内省を導き、心を癒やしてくれる。。。いわゆる陰の部分を映し出してくれるのではないでしょうか。
どちらも大事だと思うのです。
丙の方、丁の方。触れてみると、どちらのエネルギーも必要で、大事な存在。
最近、、からではないのですが、ふとたまに頭に浮かぶビジョンがあります。
暗闇の中心に火を焚き、その火を中心に何人かで円を作り、座ってそれぞれが自分の心を順番に吐露している風景。私がファシリテートしています。
(実は、過去たきびとの会、というイベントがあり、ファシリテーターの方は別にいらっしゃったのですが同じようなことをしていました)
そうすることでそれぞれの心が浄化され、また明日、未来に向かって歩めるようになること。
私の陰占は偏りが激しく、火性はないのですが。
ひとつはそんな存在になれたらなあとおもっています。