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人間、する事が無くなると飯に凝りだす

あるあるだと思います。(画像はこの間の牛すじ煮込み)

それはさておき、最近やたらTwitterにて作成した何かを煮たものを上げている。コロナ禍で支出を激烈に減らさなければならないが出来れば美味いものが食べたい、という人間の欲求のバランスを取るのにはやはり自炊しかないという事だろう。


小学校低学年の頃、両親共にパチンコ中毒でパチ屋が閉店するまで帰宅しなかった。俺が小2の頃までしか記憶を遡れないが、その頃姉貴がなんとか米を炊く事が出来たので白飯に醤油かけて食べてた記憶がある。

小学校高学年にもなると腹減るのが辛くて文句を言うようになり、それで何故か飯作れるようになれ的な話になった。米炊き、味噌汁、カレーはこの時覚えた気がする。高校生になる頃には「将来貧乏しても、米さえ確保してたら100円で秋刀魚買ってきたら1食食えるだろう」という事で煮付けやらなんやら教えられた。その後、お袋が肺気腫という病気になって動けなくなったから家事は家族が分担するようになったのも自炊力を上げることになった。


その後、ガチで金が無い事態に陥った事が3度あり(今はその3度目)、新潟行った直後と今の会社入った前後は本当に面倒くさがらず飯を作るという事が役に立った。他のご家庭はお母さんが全部やってくれるから、男が家事をするという事は中々なくていい歳したオッサンでも米炊けないという人はめちゃくちゃ居る。大変そうやなと思う。

まあ、自炊って節約というより「自分好みの味付けの料理を食べる」が究極目標なのかなと思うので、そういうのをモチベにしてやれば誰だって出来るようにはなるものなので、無理して安いレシピ調べてやるのは明らかに自炊離れしかしないんすよね。買った方が安い、てのはデフレ不景気の日本ではあるあるだから余計に。日々を凌ぐだけなら食を犠牲にしがちだもんね。


でも、飯にまでどん底感を出してたら本当に心が折れるので、これからも(大した事は出来ないけど)出来るだけ美味しいものというか俺が好きな物を俺自身で調理してやろうと思いました。今日煮た秋刀魚の煮付けうめえ。


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