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【人体改造カラダコラム vol.25】

人体改造カブ式会社とは、札幌駅前通地区全体の健康=エリアヘルスマネジメントに取り組むプロジェクトです。25回目のコラム執筆者は、シャインの渡邊一栄さんです。お孫さんが誕生し、お婿さんから学んだ育児のお話しです。

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7月に二人目の孫が誕生し久しぶりにグランマとして約3週間娘の家族と過ごして感じたこと、国際結婚をした娘のオーストラリア人のお婿さんから学んだことをお話します。
初めての孫は10歳になり私も10歳若かったので、今回は自分の健康にも気をつけることを意識し娘達のサポートをしようと思いました。


 看護師として日頃保健指導や小児保健関係の仕事をしていますし、これまでの自分の育児経験等からも新生児期や乳児期の知識が彼(お婿さん)に少しは役に立てると高を括っていました。言うまでもなく孫の誕生を皆で心待ちし、無事生まれた喜びと母子ともに健康であることに感謝し健やかな成長を祈り子育てが始まりました。


 彼はまず退院したその日から沐浴してくれたり、ミルクを作って飲ませたり、オムツを替えたり積極的に育児に参加してくれています。産後の回復が大切な娘の身体を気遣い交代で夜中のミルクもあげています。10年ぶりに抱っこした小さな孫の扱いに戸惑う私が恥ずかしいくらい、自然に接している彼の姿に感動しました。コロナ禍のテレワークが功を奏しているとも思いますが、時間の許す限り孫のお世話をしています。何の疑問もなく自然にできることはどういうことか、それとも私の偏見なのか、はたまた4人兄弟の長男だから、、、と色々考えました。


 街中でお父さんの抱っこ紐姿を多く見かけるようになり、今まで以上に夫婦が協力して子育てができる時代になったとも感じてはいましたが。また先日のある新聞記事に昨年の4月から6月出生で「男性国家公務員の99%が育児休暇を取得」とありました。できればその休暇中の育児参加内容等も知りたいと思いましたが、核家族が多い今、母親の心身の回復のためにもどのような職業でも育児休暇が取れる社会になって欲しいと願っています。


 笑顔で孫をお世話する時の彼の「Hey Mr!」に大きな愛を感じ、毎日充分な睡眠時間を取ることができ、また孫の成長に元気をもらったグランマの任務を終えました。今は、スマホに届く日々成長していく孫達の写メを楽しみにしています。

(シャイン 渡邊一栄)

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