選択とバランス:自己規制の努力がもたらす驚くべき成果
今回は夏休みに入って自己規制がなくなってきてるような気がしたので、自分の優先順位をはっきりさせるためにnoteを書いた。
人の努力は自己満足と自己規制に分類できると思う。そして結果は長期的にかなり異なる。理由は持続性と均衡性(バランス)にある。
1. やりたいこと vs. やらなければいけないこと
自分の努力を自己規制だと勘違いしている人は多いと感じる。実際、筆者もその一人であった。気分が向いた時だけ「努力」をしてるならば、それは自己満足である。例えばダイエットの努力をしているとしよう。「今日は気分がいいからジムに行こう」ではただ「頑張ってる自分」に見惚れいるだけで努力ではない。自分に甘いと努力は続かない。本当の努力はその日の気分関係なく継続的に行動することだ(自己規制)。
持続性がない努力は不安定でいつか壁にぶつかる。その壁は継続的な「努力の勢い」でしか突破できないだろう(図1)。
ここで気をつけなければいけないのが「やりたい努力」を持続させ「やらなければいけない努力」を犠牲にしてしまってるケースだ。筆者の悩みの一つでもある。大学では毎日の筋トレ(やりたい事)は欠かさないものの、本業である勉強(やらなければいけない事)を持続的にできてなかった時もあった。やりたい事で満足し、やらなければいけない事を先延ばしするのでは均衡性が欠けていて、「間違った努力」をしていることになる。
2. 時間配分が出来ているか
もちろん、人はやりたい事を優先に時間配分したいだろう。それでは、ただの自己満足のための努力だ。なので「やらなければいけない事」を優先にした自己規律ベースの努力を軸に時間配分した方が効率的だ。例えば筆者の夏休みの計画をテーブル化してみた(図2)。
現状、就活よりもブログに専念している時がある。これは今の自分にとって意味のない努力になる可能性があって優先順位が間違っている。やりたい事は緊急性と重要性がないので努力してもそこまで(意味ある結果が出る道の)前に進まないので効率性が悪い。縦軸を進まないといけないのに横軸を進んでいるイメージだ。当たり前だが、やらなければいけない事に一番時間配分する必要がある。
考えられる改善策
優先順位高いことを先にやる
やらなければならない事が延期される原因は、自分がやりたいことに夢中になりすぎて、その日にやるべき時間が不足するからだ。ということは先に重要性が高い課題を片付けてしまえば、残りの時間を好きなことに使える。課題を乗り越えるモチベにもなる。筆者は苦手な水泳を朝6時のレッスンに通うことで、練習を後回しにするのを避けている(自主練はサボりやすい)。
時間を測る
夢中になると時間の経過を忘れてしまう。もし「やりたい事」に気を取られ過ぎていると感じたらタイマーをセットしてみたらいいと思う。筆者は90分集中・15分休憩することでやりたい事とやりたい事のバランスを取るようにしている(場合によっては午前・午後で分けている)。
まとめ
努力は「自己満足」と「自己規制」の2種類ある。「自己規制」の努力は持続性と均衡性の両立から成り立つものであって、「やらなければいけない事」を優先する。もし「自己満足の努力」をしていると感じたなら、読者の皆さん、私と一緒に「自己規制の努力」を目指してみませんか?