【FF14】何度でも言うけど、校正と監修を入れてくれー(黄金ネガティブ)
ペルペル族の友好部族クエストをやっていて、あれ?と思った事がある。1回目の友好度が上がるイベントの時だ。理の院に勤めるヘイザ・アロ族の男性を観光案内するという内容だった。
この時、釣りに行きたいとのリクエストに応える形で旅程に釣りを入れることになったのだが、釣り桟橋では人が多くて釣れそうにないので、人が少ないところで釣りがしたいとの要望が上がる。案内人のハヌハヌ族は、危険なエネミーがいるかもしれないけどまぁ武王の付き人だった強い人もいるし良いかな…という無責任思考の元、敵性生物が闊歩している洞窟へ案内することになった。
私はここに物凄い違和感を覚えた。
当然このイベントはバトルが発生する。しかも、比較的釣り人の傍で。その時召喚で行ったのだけど、風は巻き起こるし火柱も上がるし、岩とかどっかんどっかん隆起するし…幾ら少し離れているところとはいえ、魚逃げちゃうんじゃない?釣りどころじゃなくない?と。
まぁまぁゲームだから…で済ませられる部分ではあるかもしれない。しかし、釣り人は「人が多いところで釣りたくない」と思う人ってそんなにいないと思う。逆に「魚がいないところで釣りたくない」ではなかろうか。釣り桟橋が出来るくらいだから、滝壺辺りは間違いなく釣れる良スポットなはずだ。だから自然と釣り人も多くなる。「人が多くて釣れそうにない」は、釣りをやったことない人の考えなのでは?という疑問だ。
即ち、今回もライターの手癖でシナリオ書いたな?というのが透けて見えているのだ。
これが「信者」という色眼鏡が掛かっていた時は許せていた。やはり面白いものは正義だからね。少々破綻しているところがあっても、面白いのだから突っ込みを入れるのは野暮だとばかりに、創作好きの脳みそが勝手に都合よく補完してくれる。だから「気にならない」のだ。この「面白いから気にならない」を重ねていくことで、強烈なファンが生まれていく。まさにテンパードだ。それだけ「面白いストーリー」というやつは、ストーリーを体験した人間の脳内麻薬を出しまくる。これが快感で楽しくて、人は面白い物語を求めるのだ。
でも今はメインシナリオで「面白くない」を経験しているせいで、脳内麻薬が全く出ていない。更に「うちの子がかわいいからまぁいいか」と思ってもらえるはずのグラアプデもこのざまである。例え小さな綻びでも脳内補完が発生せず、強烈な違和感を覚えてしまう状態だ。面白さの供給が途切れてしまった事による脳内麻薬切れの禁断症状のせいで、噴出した不満をnoteにつらつら書き連ねなければ、苦しさでいっぱいになってしまう…と思っている人が多いのではないか?私は間違いなくそのタイプだし。本ならそこで閉じて古本屋行きに出来るのだけど、オンラインゲームだとそうはいかない。
自分が好きだったものに費やした時間、自分の中に生まれたたくさんの思い出を全て否定し「もう面白くないから全部捨てます」と割り切る事も出来ずに燻ぶっている状態は、ものすごくストレスがかかるんだよ。
私個人としては黄金は元の世界観が良いので、こういうライターの手癖を徹底的に潰し、シーンありきのセリフ回しではなく、そこそこウクラマトたちがご都合主義のサイコパスじゃなければ、漆黒や暁月よりパワーダウン、スケールダウンしていたとしても、今みたいな(実際は否が多いのに)賛否両論(笑)ではなく、賛でも否でもない「これはこれでアリだよね」という中間の感想を持つ人が多い状態に留められたはずだと思っている。新しい物語のスタートはユーザーの感想をその中間層に持っていけるようにするのが、黄金成功の着地点だったのではないか。吉Pもそう思っていたから「漆黒や暁月ほど期待しないでくださいね」という言葉が出たのではないか。
ならば、多くのプレイヤーに「失望した」「裏切られた」「つまらない」といつまでも言われないようにするため、メインのシナリオライターにヘイトが向かないようにするため、黄金こそしっかりと校正と監修を入れるべきだったのではないだろうか。
石川信者ではないが、ワチュメキメキの石川氏が書いたシナリオをそうと知らずに進めた時に「あれ?こっちはちゃんと面白い」と感じてしまった。あとでライターが石川氏だと知った時、ああ、だから面白いのか!と納得してしまった。私はそれも失敗だと思っている。メインシナリオのライターの表現手法の稚拙さを際立たせてしまう結果になるからだ。メインのライターが石川氏の表現力に追いつけていないのであれば、何人かでチームを組んで石川氏のクオリティーに追いつける表現方法を模索することだって可能だったのではないか。
開発に関わったスタッフ個人を攻撃するのはやめてくださいって言ってるけど、事前に重い責任や負荷がかかるだろうポイントを頭割りさせ、軽減入れとかなかったのは何故なんですか?としか…
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