媚びへつらうのは逆効果だよ
今日も辛い労働お疲れさまです。
嫌な上司に媚びへつらうのは疲れるでしょう?
そんな人には楽太郎的な考え方を共有していきたい。
会社での立場、居心地が悪くなるのを避けたい、出世したいという気持ちがあるから皆必要以上に媚びてしまう。でも、それって自分の助けにはあまりならないと思う。私の経験上、ワガママで自分勝手な人間ほど社内でいいポジション取りをしている。
なぜ媚びるのが逆効果なのか解説していこう。
上司や会社からの要求は永遠に続く。
会社では必ず年に一回以上は上司との面談があると思う。その時に言われるのは私の仕事ぶりに対する問題点。特に私は会社にとって異端児的な存在だからさぞかし扱いづらく問題児だろう。言うこと聞かないからね。
彼らはあまり褒めない。
他人の問題ばかり粗探しばかりしてとにかく減点方式。
もし、媚びへつらってその要求を満たしたところでまた新しい要求をされるだけだ。何の見返りもなしにね。そんな馬鹿馬鹿しいやり取りを永遠に続けるのがサラリーマンの務め。
そんなのにいちいち付き合っていたら人生がいくらあっても足りない。可哀想なことにきっとその上司も更にその上の世代から毎日チクチクと嫌味を言われ続けて我慢してきたんだろう。
それを若手に強要する。
お前だけ楽したら不公平だってね。
自分が損してでも相手を引きずり降ろそうとする嫉妬深さ。
少しでも自分を尊重させたいなら相手に従い過ぎないことだ。むしろ、こっちの要求を呑ませるぐらいの勢いで行かないと。会社で得する人の特徴はとにかく自己主張が強くてゴリ押しするタイプの人間。
そういう人って日本人には少ない。
周囲からかなり浮いた存在になるし、メンタルが弱ければその状況にきっと耐えられない。だから、なかなかデキる人が居ないわけだけど、やれちゃう人もいる。
弱みを見せればつけこまれる。
ちょっと強く出れば相手は怯む。
特に上司相手に接する時はこの条件がよく当てはまる。彼らはなるべくトラブルは避けたいと思っている。地位、名誉、立場、家庭があるから平社員よりも失ったときの代償がデカい。
私の実例を紹介しよう。
今までは仕事でミスをするとチクチク文句言われて怒られて消耗していた。
でも、最近の私は仕事の手を抜いて明らかに適当にやるようにして勤務中の態度も悪くなった。真面目にやるのがバカバカしくなったからね。不思議なことにそうなると急に皆優しくなってあまり怒らなくなったんだよ。
私が思うに彼らは穏便に済ませたいし急に辞められたら困ると危機感を抱いたのだろう。明らかに以前と違って部下の様子が劇的に悪い方向に変わったし仕事のパフォーマンスも下がっている。
少しでも穏便に済ませたいなら彼らは私の気分が下がるような発言はするべきではない。さもないともっと手抜きして迷惑かけてやるぞ。
自分に対して優しくない相手に優しくしてやる理由はない。
これが私が得た教訓。