『人生すごろく』で紡ぐ物語 #003
皆さん、はじめまして。
私たち『人生すごろく』は、サイコロを振り、コマを進める際に、カードを引きます。その自らが引いたカードに書かれた質問に答えていくことで、すごろくというゲームを楽しみながら、互いの人生の物語やキーワード、大事にしていることを知り、相互理解とよりよいコミュニケーションにつなげようというプロジェクトです。
詳しく知りたい方は、こちらの第一話をご覧ください。
このnoteでは人生すごろくの宣伝というより、人生すごろくを通じて出会ったエピソード、紡がれた物語を記録/保存しすること、そしてあわよくば、誰かに届いたらいいなとという思いで発信していきます。
紡がれた物語 #003
現在、プロトタイプを制作中の『人生すごろく』。制作しながらもリアルな場でも、オンラインでも体験会を行っています。そして、体験会から得た意見、感想、アイデアなどをフィードバックして、よりよいものにアップデートしていこうと思っています。
今回は、毎月定期的に開催している「オンライン体験会」で出会った、ステキなエピソードを紹介します。
珠算部?! 計算の格闘技⁈
まず引いたカードはこちら。
高校時代に「珠算部」に所属していて、大会に向けて日々練習していたというエピソード。お話されているご本人以外の私たちは、ぽかーん、、、
そもそも、珠算部の大会のイメージが湧かない。
そこで、お話を聞きながら、スマホで「珠算部 大会」でググってみると、、
け、計算の格闘技…
す、すごい…
人生すごろくで自分ではない誰かの人生のエピソードを聞くことができるのが本当にステキなことだと私たちは思っているのですが、エピソードだけではなく、自分では知ることもなかった何かで出会うことができるのも、人生すごろくの醍醐味ですし、魅力です。
今回は「珠算部」というものに出会うことができました。
明るく笑顔でチャンレンジだ!
今回、20代の脳性マヒの方が参加してくださいました。
発語が難しいので、ipadで文字を入力しての音声読み上げ機能で、一緒にすごろくを楽しみました。
引いたカードはこちら。
現在、千葉の実家で暮らしているが、4月から名古屋にある大学院に進むべく、名古屋のグループホームに入所して、大学院に通うという挑戦中とのこと。
自分のターンで話をするときも、他の方々の話を聞いてるときも、ずっとニコニコ。野球観戦も好きとのことで、中部地方にお住まいの他の参加者の方と「名古屋に来たら、一緒にドラゴンズの試合を観に行こー」と盛り上がっていました。
「○○だからしょうがいないよ」となりがちな世の中において、大学院進学も、地元を離れてのグループホーム入所も、野球観戦も、ニコニコ笑顔で明るくチャレンジしていく気持ちと姿勢を見て、なんだか、こちらが勇気をたくさんもらったように感じました。
これからも、様々な現場/様々な年代/様々な職種や組織で『人生すごろく』を展開していこうと思います。
今回お送りしたオンライン体験会ですが、次回はこちら↓
無料ですので、もしご興味ありましたら、ご参加お待ちしておりまーす。
ここまでお読みくださり、ありがとうございます。
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