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開店前夜(その1)

 備忘録として、「あんべいいな屋」を開くまでの出来事を記しておこうと思います。

 きっかけはおそらくX(旧twitter)だったと思う。本に関する作家や書店、編集者の方々のアカウントをリストにしていて、そこでLocal Book Store kita.についてのポストをみて興味を持ったように記憶している。

2024.02.20

 その後、なんとなくkita.には行きそびれていたのだが、この日なんとなくタイミングが合った感じで、他の用事と絡めて行ってみることにした。
 入ってみたら、思いの外バラエティに富んだ棚が展開されており、俄然興味が増す。選書もそうだが、それ以上に並べ方やショップカードなどに個性が溢れていて、棚を作るって面白いんだなと感じた。
 けっこう欲しい本あるなーなどと思いながら、見ていると、スタッフの方が来ていろいろと説明してくれた。現在70以上の店があることや、小学生から80代の方までの店主がいることなどを聞く。このあたりで、もう「これはやってみたい」という気持ちが盛り上がっていた。
 棚の空きを尋ねたところ、棚を増設し新たな募集もあるという。チラシをもらう。

※他の用事というのは、これも以前から興味を持っていた台湾ビアハウス(https://moogie-woogie.com/)に行ってみるということで、そちらも堪能して帰宅。

2024.02.21

 チラシから、棚主募集のWebページを見てみる。まずは説明会に来てね、とのことだったのでエントリー。すると、ほどなくしてメールで返信があり、なんと今晩説明会ありますとのこと。出席することに。

 他4名の方と一緒に説明を受ける。
 説明の中で出てきた、BookMansionの試みや、土肥潤也さんの「みんなの図書館さんかく」も以前何かの記事で読んでいたし、すんなり趣旨にも賛同できた。また「不便益」という考え方が面白いと感じた。

※この日はkita.の通り沿いにある、クラフトビールを製造・提供しているErgo bibamus(https://www.instagram.com/brewpub.ergo.bibamus/)に寄って帰宅(ビール好きなもので。プロフィール画像見ればわかりますね(笑))。

2024.02.22

 正式エントリーのためのメールが届き、エントリー。受理されて、4月からスタートすることに。

2024.03.17

 ずっと考え続けてはいるものの、まだ屋号もどんな本を置くかも決まらぬまま、棚の場所をシャッフルする作業があるというので参加。
 作業後、美味しいコーヒーをいただきつつ歓談。途中、新しく参加した方には自己紹介をと言われ、何も決まってないのにどうする?と思いつつ、とっさに「中古の雑誌を置きます」と口走る。言ってしまってから、ああそれでいいかと思ったり。
 本好きの方々との交流は楽しい。久しぶりの感覚だった。

 だいぶ長くなってきたので、次回に続きます。


#あんべいいな屋 #あんべいい日誌


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