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yuta0842
暗い気持ちの人々
いや、性格には人々というより、人かもしれない。
つまり僕自身。
僕は精神科の薬が安定するまでは、どうしようもなく、暗い気持ちの日々を送っていたが、薬が安定するに従い、楽になった。
これは別の薬も効き、身体的にも安定していったのも大きい。
心身が遅ればせながら、健康体に近付くに従って、
すとんと楽になった。
もちろん、大量の薬を服用しているが。
僕は大学の頃から阿弥陀仏の本願を求めたが、わかりはしなかった。
むしろ、人を癒やすのは人なので、阿弥陀仏の本願という回り道をせずに、素直に人を求めればよかったのだが、なかなかそうした知恵はなかった。
また、精神科薬などを服用したのも大きい。
今も昔も、病院と薬と本がお友達になってしまって、人間のお友達は滅多に出来なかった。
そうした生き方をしてきたからだが、身に付いた宿命のようなもので、大きくは修正出来ないと思う。
僕は人間関係という意味では、何と貧しいことか。
僕は進歩に非常に時間がかかるが、たとえ時間がかかるにしても、前向きに努力するしかない。
これもまた宿命である。