気づけば誰もいない
両親のことは信用できなかったし心の底から甘えられる存在ではなかった。2人とも感情のコントロールができず、何かあればよく母には暴言、父には殴ったり蹴ったりされた。
母は苦労人で、世の中は母に辛く当たり、あたしが小学4年生の時には死にたい消えたいが口癖だった。お母さんが死んじゃうかもしれない、お母さんに嫌われちゃうかもしれないとよく怯えて母の機嫌を伺っていた。それは今も変わらない。本当には心を通わせることはできず、やっぱりどこかいつも機嫌を伺ってあたしは行動を選択してる。それはご機嫌取りに限らず母の精神的な弱さを利用して自分のやりたいようにすることもある。
父なもうあたしの中で完全にアウトな人間だった。一緒の食卓でご飯を食べれなくなったし、父が帰ってくる時間が近づくと気が気じゃなくなった。父が休みの日は部屋から出れず、何も飲まず食わずなこともあった。
母も父に近寄りたくないので、よく頼まれごとをされたりするけど無理なので断ってしまう。そうするとイライラし始めるので本当に嫌になる。
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