コンフォートゾーンの存在に気づこう
人間は誰しも、自分の中の当たり前の中で暮らしています。
例えば、お昼のランチにコンビニ弁当で十分な人と、いやいやコンビニ弁当はさすがに体に悪いでしょと思う人がいます。この人たちは共に自分の中の当たり前の価値観でランチというものに対して評価しているので、どちらが正しいとかはありません。むしろ本人にとっては自分の選択しかあり得ないと思うわけです。このように自分がこれ以上でもこれ以下でもない、自分の中のちょうど良いというモノサシがあって、これがコンフォートゾーンと言われるものです。爪先が破けた靴下でも履いて平気な人もいれば、気になってしまい履けない人もいる。ものすごいミニスカートでも全然履けてしまう人がいれば、いやいや私には…となる人も当然います。コンフォートゾーンとは、1人1人違うということも理解できるでしょう。人間はコンフォートゾーンにいることが、心地いいと感じます。だから無意識のうちに自分がコンフォートゾーンに居られるような選択を勝手に脳が判断して決めているのです。
人間にはもう一つ特徴があります。それは、常にコンフォートゾーンに留まろうとする性質を持っているということです。どういうことかというと、たまに真夜中に急にやる気に満ち溢れる瞬間、きっと誰もし一度は経験したことあると思います。なんだかなんでもできそうな気がしてきて、計画表とか書いてしまう、みたいな経験です。あれは体内的視点からいうと、異常を起こしています。コンフォートゾーンを絡めて話すと、自分の中のコンフォートゾーンからはみ出している状態です。いつもは出ないやる気が出ている状態で、いつもはそんなことしないのに、最強の計画表を練り上げている自分がいる、みたいな感じです。
まず結論から言うと、その人は次の日どうなっていますか?大体の人は寝て起きて、自分の書いた計画表を見たときになんぞやこれは?となっているはずです。昨日の夜中の気合が嘘かのようにどこか飛んでいっている。みたいなオチがほとんどではないでしょうか。そうです、どう言うことかと言うと、これがまさにコンフォートゾーンから抜けていた状態から、元に戻った瞬間なのです。上記でもお伝えした通りに、人間には常に今の状態に戻ろうと言う性質を持ちます。なのでこの例のように、突然コンフォートゾーンからはみ出る行動をした時には、人間の本能的性質の影響で元に戻ろうと働くのです。これが『ホメオスタシス』と言います。日本語では恒常性という意味です。
この2つの性質を初めて知った人も、多少は理解できたと思います。興味ある人はさらに調べてみると良いと思います。僕の言葉よりもわかりやすく纏めてくれている人がたくさんいるはずです。今日はここまでで、次回まぁ明日なんですけど、このコンフォートゾーン、そしてホメオスタシスを活かした考え方を説明していきます。
今日も頑張っていきましょう!
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