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コンフォートゾーンを利用しよう③

前回でコンフォートゾーンは書き換えられることをお伝えしました。
そして書き換えるなら理想の状態のコンフォートゾーンに移行しようということも伝えました。

では今回は、実際の書き換え方、書き換えるコツをお伝えしたいと思います。
以下がコンフォートゾーンを移行する4つのコツです。

①ぶっ飛んだ夢を持つ


これまでの経験から自らのコンフォートゾーンは作られているのですが、それも全て過去の記憶から作られているということに言い換えることができます。つまり自分自身の経験に縛られているのです。しかし、この過去に縛られていてはいつまで経っても理想の状態に移行することはできません。過去に理想の状態になるヒントはあまり隠れていないからです。この視点から大事になるのが、ぶっ飛んだ夢を持つということです。あなたには夢がありますか?それもぶっ飛んだ夢です。夢を持つことで、半強制的に一時的にコンフォートゾーンが移行します。いつもの自分の当たり前の状態では達成しないので、ぴょんと移行してしまうのです。ここで大事なのは本気で思うこと。ありきたりなものは意味がありません。本気で叶えたいと思いこみ、自分に落とし込むことで書き換わるでしょう。

②周りにいる人を変える


あなたの周りにいる人たちは、あなたの理想の状態に近い人たちですか?もしそうでない場合、付き合う人を考えた方がいいと思います。今の心地良いと感じるその関係は、今のあなたのコンフォートゾーンの中に当てはまる人たちだからです。ただ、そのままでは何も変わらないので、会う人をごそっと変えていく、そうすることで外部から与えられる影響により、自分の中の当たり前が変わっていきます。そうするとコンフォートゾーンも次第に移行していきます。環境で人は変わると言われますが、この影響が大きいと言えますね。

③fake it till you make it


この言葉を聞いたことがありますか?日本語に訳すと「うまくいくまで、うまくいったかのようにする」です。どういうことかというと、まだ叶っていないけど、もう叶ったかのように振る舞うと、本当にそのことが起こるということです。すでに理想の状態になったと思いこみ、まるでその人のように日々を過ごすことができれば、後から結果はついてくるという考えになります。甲子園球児になったかのように毎日を過ごすと、甲子園に自ずといくことができるようになる。みたいな話なので、嘘だろ?みたいに思うひとがいるかもしれませんが、これもコンフォートゾーンを書き換えるものとして、非常に有効だと言えます。脳を騙してしまう感覚に近いです。まるで叶ったかのように振る舞うということは、基準が理想の状態になっているということに近づいていくので、書き換えが行われている状態と言ってもいいでしょう。

④言葉を集める


言葉を集めまくると、次第にその言葉が自分の中から溢れて出てきます。この感覚は本をたくさん読んでいたり、日頃から様々な情報をインプットしている人はわかると思います。コップの中に言葉という水を注ぎ続けるといつの日にか外に溢れて出てくる感覚です。その溢れて出てきた言葉は、まるで自分から発信しているような感覚になり、集めた言葉により、コンフォートゾーンが移行していくことがあります。そんな魅力的な言葉を言っている自分になるため、今までの当たり前が変化していきます。そうすることで理想の自分に近づくことができるでしょう。

いかがでしたか?実際にコンフォートゾーンを移行するには、思考するだけでは難しいです。実際に頭で考え、行動に移してみることで書き変わっていきます。夢も思うだけではダメです。夢を抱き行動することで変わります。そして一度書き換えられたコンフォートゾーンは、ホメオスタシスという特性により、その状態にい続けようとします。そうすると努力することなく自然の原理で理想の状態に近づいていく感覚が味わえるでしょう。周りからみたらもの凄いしんどいことをやってそうだけど、とうの本人は全然辛い思いをしていない、みたいなことがあると思います。まさにその状態こそ、理想の状態に書き換えられていると言えるものだと思います。新しい自己変革の技術を試してみてはいかがでしょうか。

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