サビしい気持ち
転勤で10数年ぶりに同僚になった人から、まだその車に乗っているのと驚かれた。もう23年目になるスポーツセダンに乗っている。
マニュアルシフトで、リッター100馬力、5ナンバーサイズ、オーディオシステムが有名音響メーカーと、私の欲しいものが全部入っている。もともと長く乗ろうとおもっていたのだけど、最近サビが目立つようになってきた。
車のサビといえば、海の近くではたいへんだと聞く。
最近の北海道の冬道も過酷だ。凍結防止に散布される塩化カリウムや塩化カルシウムが、サビをみるみる助長する。特に高速道路ではこれでもかというくらい頻繁に撒かれる。水しぶきがかかると、走行後には車全体が白く塩まみれになるくらい。この影響は海辺よりひどいんじゃないだろうか。
目下の悩みは、いつまでこの愛車に乗っていられるのか。
この間、タイヤ交換をしようと思って油圧ジャッキを使ったら、ジャッキアップポイントが潰れて持ち上がらなかった。下回りの洗車やサビ防止コーティングなど手は施してきたつもりだったけど、急に乗れなくなる日が現実味を帯びてきた。
エンジンはねぇ、すこぶる元気がいいの。修理可能であればできるだけ長く乗りたいけど、果たしてどうか。しばらく悩みそうだ。
この悩みのいちばんの理由は、最近の車にあまり魅力を感じないことかもしれないけど。
愛車のことを考えていたら、奥田民生さんの車の曲が聴きたくなったので、オリジナルではないけど貼っておく。『And I Love Car』
そしてご本人のも 『ルート2』
どっちもホンダの歌だな。