微弱電流+鍼治療
こんにちは!陣内(@jin_anzu)です。
twitterで公開してご好評をいただいているマイクロカレント+鍼治療の現在私がおこなっているものすべてをご紹介していきたいと思います。
今回の記事は有料記事になります。一度購入しても情報をアップデートしていきますので買って損はさせません。
おかげさまでたくさんの方に購入したいただいています。ありがとうございました!
全ては掲載できませんがたくさんのご紹介ありがとうございます。
前半はマイクロカレントについて触れていきたいと思いますので、そこまで見ていただいても参考になると思います。
現場でマイクロカレントを使用していて患者さんに
「何も感じない電気で効果があるんですか?」
って聞かれて答えに困る先生にも是非見てもらいたい内容になります。
後半はオギクボ氏が命名した鍼クロカレント(以下鍼+マイクロカレントは鍼クロカレントで統一します)についての様々なアプローチについて網羅していきたいと思いますので宜しくお願いします。
そもそもマイクロカレントとは
マイクロカレント療法はMENS(microcurrent electrical neuromuscular stimulation)やMCR(microcurrent)とも呼ばれます。
通常のTENSなどのいわゆる低周波と呼ばれる電気療法はmA(ミリアンペア、1000分の1アンペア)を単位の電流を使用しますが、マイクロカレントはmAのさらに1000分の1であるμA(マイクロアンペア、つまり百万分の1アンペア)の単位を使ったごく微弱な電流を用いた電流療法になります。
このため知覚閾値よりはるかに低い電流になるため痛みや電流刺激を感じることはありません。
マイクロカレントの研究
マイクロカレントは他の電気療法に比べると比較的歴史は浅いとされています。
しかし、その有用性から研究の成果も多数報告され、私達は臨床に活かすことができています。
少しご紹介していきたいと思います。
マイクロカレント療法は知覚閾値より遥かに低い電流のため二重盲検試験が容易にされるとされています。
LernerとKirshは40人の慢性腰痛患者の患者にを対象に二重盲検試験を行っています。
内容は実際にマイクロカレントを流した治療群とプラセボ群にランダムで分け8週にかけて毎週2回の治療を行いました
その結果、8週後の事後検査では、実際にマイクロカレントを流した群は平均75%の除痛効果が認められ、プラセボ群では6%という結果が出ています。(Lerner,Fred N,Kirsh,Dainiel L:The ACA jorunal of Chiroproctics)
また損傷の治癒速度を著名に促進するという研究も報告されています。
OwoeyeとSpielhozはマイクロカレントが切断した腱の修復を促進する状態を、動物実験より観察しております。
それによれば、40μA程度のごく小さい電流が修復が速く、電流が大きなるにつれ(出力)効果が低くなると報告しています。(Owoeye I,Spielhoz N,et al:Low-intensity pulsed galvanic current and the healing of tenotomized rat Achilles tendons: Preliminary report using load-to-breaking measurements)
これらの事によりまず2つのことが考えられます。
①マイクロカレントには除痛効果が高い
②マイクロカレントには損傷の治癒効果がある
これらの2つはマイクロカレント療法の特徴的な2つになります。
鍼クロカレントはこれらの2つについてが基本になります。
マイクロカレントの原理
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