上殿皮神経由来の腰痛への刺鍼について
こんにちは!陣内(@jin_anzu)です。
今回の記事は『上殿皮神経由来の腰痛への刺鍼について』について解説していきたいと思います。
まず刺鍼法をご紹介している動画はこちらになります。
腰痛を訴えられる方の中で一定数おられるのが殿部上部の痛みですよね。
患者さんご本人からは『坐骨が痛い』って言われることの多い部位です。
(これは地域性かな?私のところではお尻近辺が痛い=坐骨神経痛と思われる方が多い)
鍼灸臨床ではこのような痛みに対応する事も多いのでしっかり理解をしておくといいと思います。
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イメージ、理論理屈を持って刺鍼ができると刺入の効果がはっきり変わります。
再現性にもつながりますよ!
基礎から学んでいきましょう♪
まず腰痛って
そもそも腰痛ってどのように定義されますか?
腰痛診療ガイドライン2019 改訂第2版では次のように定義されています。
といわれています。
範囲としては第 12 肋骨と殿溝下端の間といわれています。これの両側であったり片側だと考えられています。
しかし患者さんにとっての『腰痛』はちょっと違うことも多いです。
少ない例ですが、私が患者さんと接していて問診でご本人が腰痛と言って示した範囲です。
患者さんにとっての腰痛は非常に様々な様相を呈すのでしっかりとした問診や検査鑑別が重要です。
レッドフラッグも含まれていることもありますので見逃さないようにしないといけません。
前回記事ですがレッドフラッグのところまではみれます。
ちなみにですがレッドフラッグはこの本が超おすすめです。
話がそれましたがここから上殿皮神経について書いていきます。
上殿皮神経
上殿皮神経は胸腰部の後神経根(TH11~L3)から起始した後、多裂筋の外側、脊柱起立筋の中を走行し、大腰筋・傍脊柱筋を通過し、腸骨稜近辺で胸腰筋膜を貫き、殿部に分布する皮神経です。
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