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tomiyama9
座右の銘
『座右の銘』とは、生きていく上で大切な言葉だそうだ。(webio辞典より)
言葉は、言霊と言われて
パワーが宿るという。
『至誠にして動かざる者は、未だこれ非るなり』
(孟子、吉田松蔭)
誠を尽くして動かないものは無かったという意味である。誠を尽くす大切さとともに誠を尽くすことにより人生を切り開ける勇気を与えてくれる言葉である。
この言葉は、2014年に私の人生のターニングポイントで刺さった言葉である。何もかも縁が切れていった時期。再起を図り、資格勉強を始めた。
「今が人生の底なら、これから上がるしかない。10年後に振り返ったとき、あの時があったから10年後の今があるんだと思えるんじゃないか!?」
「人生このままで終わるのは嫌だ」
こんな想いで駆け抜けた10年。
10年経過した今
前向きに取り組む大切さと信じずれば成ることを知った。
【誠】
子の曰く、歳寒くして、然る後に松柏の凋むに後るることを知る。
(論語 子罕)
先生が言われた
気候が寒くなってから、はじめて松や柏が散らないで残ることが分かる。
人も危難の時にはじめて真価が分かる。
(論語 金谷治注釈 岩波文庫より抜粋)
人は、危難や立場が悪い時にその人の真価や本質が出る。これが私の誠である。
危難の時、どんな対応をするかが誠である。
私も都合の悪いときに、自分としっかりと向き合う自分でありたいと思う。