昔話進化論
こんばんわ、神明です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
神明は普段の生活圏の中で道を歩いている時は、だいーぶ猫背なので基本うつむいて道を見ながら歩いています。
なので、道に落ちているものを見ながら歩いている時があります。
季節柄、天寿を全うした虫たち、1円とか、なぜか白い手袋の片方だけとか。
靴下の片方とか。
謎に。
意外と道には様々なものが落ちております。
大切な心のカケラを落としてないかね?
フッフッフ…
時に、落し物にまつわる昔話が世界のいたるところにあるとは思いますが、有名なとこだと「金の斧」の話ですかね。
ドラクエ風にするとゴールドアックス。
ドラクエ風にする必要もないのだけれども。
ある木こりが鉄の斧を池ポチャしたところ、池の神ができてきて「そなたが落としたのは金の斧か鉄の斧か」というあれですな。
ここで伝承だと、素直に「落としたのは鉄の斧です」と答えて正直者には金の斧をあげるというオチのお話ですが、池の神と交渉をした場合どうなるのか。
「実際には鉄の斧を落としましたけれども、その鉄の斧はすでに刃こぼれがひどいので、その金の斧をもらえるのであれば、木こりとして木を切っていくごとに得られる収益の2%を池の神にお渡しするが、いかがなものだろうか。」
と。
「この契約は池の神にとっても悪い話ではないと思うし、なんならその金の斧の卸値分くらいはお渡しできるだろう。さらにこの契約は金の斧の卸値の15%を超過したところで契約終了となるけどもいかがなものか」
と。
皆さんはこの交渉に池の神は乗ってくると思いますかね。
新しい昔話として100年後に伝え語ってほしいものですな。
神とも交渉できるのが闇属性の営業マンだぞよ。
「金ずるの斧」として伝えいただきたい。