倒立 「肩を入れる」の解説
倒立の練習を開始した当初、なかなか理解できなかった言葉の一つが「肩を入れろ」でした。
ちなみに他には「つりが弱い」「肩が出てる」「押してない。受けてる」などなどがあります。これらは今後シリーズ化するかもしれません。
では早速、肩を入れるについて解説します。
下の写真は肩が入っていない倒立
悪い見本 です。
これでも止まれます。
止まれますが三角筋や大胸筋への負荷が大きく健康的な形ではありません。
比較ポイントその1.肩と手首の関係
左はいわゆる「肩が出てる」と言われる状態です。す
比較ポイントその2.頭と肩の位置関係
左は耳が見えてますね。頭が出て首の力でバランスを取っています。
比較ポイントその3.胸の高さ
わかりやすいように乳首の位置に直線を引きました。高さが違います。高い方、右が「肩が入っている」状態です。
比較ポイントその4.肩甲骨の位置
肩甲骨のポジションが違います。
左は上腕に対して肩甲骨が斜めになっています。右は上腕に対して肩甲骨が垂直になっています。
やってる感覚で表現するとそんなイメージです。立甲ではありません。
肩を入れた倒立がこちらです。
あまり納得いく形ではないのでもう一枚
以上が倒立における 「肩を入れる」 という動きです。
僕は身体を柔らかくして全身が動くようになってこの感覚や理屈がわかるようになりました。
表面的な形だけを真似するのではなくて身体作りも並行して行なっていくのが美しい倒立への近道です。