Jin Ikeda 池田仁

倒立とブリッジについて研究し続けている人 2016年1月1日 ( 29歳の冬 )~ 毎日、倒立とブリッジを練習する #366日間フィットネスチャレンジ をスタート。体操未経験の大人が倒立とブリッジから学んだ身体の動かしかたや作りかたについて語ります。

Jin Ikeda 池田仁

倒立とブリッジについて研究し続けている人 2016年1月1日 ( 29歳の冬 )~ 毎日、倒立とブリッジを練習する #366日間フィットネスチャレンジ をスタート。体操未経験の大人が倒立とブリッジから学んだ身体の動かしかたや作りかたについて語ります。

最近の記事

池田仁のホームページが公開されました

池田仁のホームページが公開されました。 noteに載ってる記事を読んで池田仁の倒立クラスやストレッチのクラスに興味を持ってくださった方はホームページでクラススケジュールをご確認の上、ぜひレッスンにお越しください!

    • 倒立で止まるための筋肉とその鍛え方〜前腕と指の握り〜

      倒立で止まるための筋トレシリーズ第二弾 第一弾の前鋸筋編はこちら 今回は前腕と指の握りについてです。 早速、トレーニング方法の解説です。 1.前屈して手を床につく。膝は曲がっていても構いません。 2.肩が手首より前方(背中側)に出るように手に体重をかけていく。踵が浮くくらい体重をかけます。背伸びをするのではなく勝手に上がってくるようにします。 3.肩を前に出していくと前方につんのめりそうになるので指を握って耐えてください。 手首と肩の位置関係と指の握り具合(曲がり

      • 倒立で止まるための筋肉とその鍛え方〜前鋸筋〜

        今まであまり興味が無かった「倒立の静止時間を長くする練習」に11月から取り組んでいます。 1つは師匠から命じられたから。 「60秒は止まれないとカッコつかないよ」と。 もう1つはリックメソッド の倒立のクラスに来る生徒たちから「長く止まれるようになりたい」という意見が多くなってきたから。 自分が止まれるようになればその感覚や練習過程を指導できると思って研究も兼ねてやっています。 2週間くらいやってみて調子次第では60秒以上止まれるようになってきました。 止まれるようになっ

        • 倒立 「肩を入れる」の解説

          倒立の練習を開始した当初、なかなか理解できなかった言葉の一つが「肩を入れろ」でした。 ちなみに他には「つりが弱い」「肩が出てる」「押してない。受けてる」などなどがあります。これらは今後シリーズ化するかもしれません。 では早速、肩を入れるについて解説します。 下の写真は肩が入っていない倒立 悪い見本 です。 これでも止まれます。 止まれますが三角筋や大胸筋への負荷が大きく健康的な形ではありません。 比較ポイントその1.肩と手首の関係 左はいわゆる「肩が出てる」と言われる状

          身体を折り畳んで腸腰筋を鍛えるトレーニング

          伸肘倒立に必要な身体を折り畳む動き。 その際に働かせたい 腸腰筋 を鍛えるトレーニングです。 1.台やクッションなどに座ってお尻を高くする。 足が滑りやすい状態にする。 例) 靴下を履く 雑巾の上に足を乗せる  ※写真では スライドディスク を利用しています。 2.身体を折り畳み、足を引きずって手元にちかづけてくる。肘を曲げないように気をつける。 3.床(マット)を押し切って立ち上がる。 できたらお尻の位置を低くしてやってみる。 ↑↑↑はマット6枚 ↓↓↓はマット

          身体を折り畳んで腸腰筋を鍛えるトレーニング

          倒立をするための身体のチェック項目3つ

          倒立をするために必要な身体のチェック項目を3つ紹介します。 その1.まるまり( 1 ) つま先が頭の向こうに着く ( 2 ) 膝が耳の横に着く ( 3 ) 膝が頭の上に着く その2.大逆手でぶら下がりぶら下がる幅 肩幅 肩幅より狭く 肩甲骨の上方回旋角度 その3.深前屈倒立(しんぜんくつとうりつ)横から見たライン 背中から見た肩と耳の距離 肩甲骨の上方回旋角度 倒立に取り組む前にこれらの動きがしっかりできる身体かどうかチェックしてみましょう。 何か一つで

          倒立をするための身体のチェック項目3つ

          開脚練習方法 足を滑らせる

          1.靴下を履くなどして足が床を滑りやすいようにする 2.つま先と膝を正面に向けて立つ 3.足の小指側が床から離れないように滑らせて脚を開いていく ※注意すること※ 両足のかかとのライン上より後方にお尻を引く 柔らかくなると足の裏全体、ふくらはぎの内側、太ももの内側、恥骨が床にペタッと着くようになります。 感覚としては 仙腸関節が開いていく、大腿骨の丸い骨頭が骨盤の臼蓋の中をツルツルと滑っていくイメージでやっています。 もちろん、いきなり下までペタッとは着きません。

          開脚練習方法 足を滑らせる

          チューブを使ったインナーマッスルトレーニング

          チューブを使った肩の柔軟性を高める運動です。 チューブの張力と伸縮性を利用することで安全に柔軟性を高め、インナーマッスル(ローテーターカフ)の筋力も強化できます。 1.チューブを肩幅で握る。持たない方を足で踏んで固定します。 2.腕が耳の真横を通るようにバンザイ 3.腕が耳より後ろに来たら頭を下げる 4〜5.腕の位置を固定したまま背骨を上から順番に丸めていく 6.最大限に前屈したら手を太ももの後ろにおろす 戻し方 1.スタートポジション 2.手を限界まで上げて

          チューブを使ったインナーマッスルトレーニング

          脊柱と肩甲骨を連動させるトレーニング

          胸椎の伸展を利用して肩関節の可動域を広めるトレーニングです。 倒立やブリッジはもちろんですが、野球の投球動作や水泳などの動きを高めるのに利用してください。 1.ストレッチポールに乗る。肩甲骨の下角辺りを乗せましょう。 へそを見る。手の甲を床につける。 2.胸を反りながら(胸椎伸展)手を横から頭上に向かって上げていく。(肩関節外転) 3.手を頭の上で重ねる。(肩関節最大外転) 別角度 別角度2 手の甲を床につけたまま動かしたり手の小指を床につけたまま動かしたり色々と

          脊柱と肩甲骨を連動させるトレーニング

          ブリッジで腰や手首が痛くなる原因

          結論 肩の動きが悪く腰だけで反ってしまうから。 1枚目 2016年1月11日のブリッジ 2枚目 2021年1月1日のブリッジ 手首の胸(胸骨)の位置の関係性に注目してください。 補助線無しのものも貼っておきます。 対策 肩を柔らかくしましょう。 肩関節が動くことで胸椎が伸展(反る)されます。 肩関節最大屈曲(バンザイした姿勢)で胸椎が約7度伸展するという研究データがありました。 この7度という数字を大きいととるかどうかは置いといて、肩関節を最大限に屈曲する(できる

          ブリッジで腰や手首が痛くなる原因

          ストレッチポールを使った胸椎伸展エクササイズ[ブリッジ]

          1.椅子や台などにストレッチポールを置く 2.左手で右の肩甲骨、右手で左の肩甲骨を触りストレッチポールの上に仰向けに寝る 3.お尻とかかとを近づけながらお尻を落としていく 身体が固くて痛すぎる、全然動かない場合はストレッチポールを床に置いてやってみてください。 ストレッチポールを置く場所は自分なりになにか探してみてください。周囲の環境や道具を自分なりにアレンジして使えるようになるとストレッチやトレーニングがもっと楽しくなります。 動画はinstagramで確認を!

          ストレッチポールを使った胸椎伸展エクササイズ[ブリッジ]

          ブリッジの練習方法 壁ブリッジ

          ブリッジで腕が伸びない人におすすめの練習方法です。自分の柔軟性に合わせた高さで取り組んでください。 画像ではわかりやすいように肋木(ろくぼく)を使ってますが普通の壁でできます。 1.壁を背にして立って手を壁につく   2.壁を押して腕を伸ばす 3.前方に歩いて膝を伸ばす 4.腕を伸ばしたまま手を少しずつ下げていく 床に手をつくよりも腕や肩へかかる重さが軽減されます。 手のひらで強く押す感覚、肩を動かして腕を伸ばす感覚が身につけられます。 倒立とブリッジを学びたい人

          ブリッジの練習方法 壁ブリッジ

          倒立(ハンドスタンド)で長く止まるための指の使い方

          倒立(ハンドスタンド)で止まる時間を長くするためには指で地面をつかみましょう。 特に親指が大事だと思います。 身体が背面の方に倒れそうになったら指先でギュッと押し戻して真っ直ぐに戻しましょう。 以下の2枚は力が入っていない例です。 同じ角度で比べてみます。どちらも先に貼ってる方が止まりやすい指の使いです。 1.上から 2.前から 動画はinstagramで確認を! 倒立とブリッジを学びたい人、倒立やブリッジのための身体作りをしたい人は Rick Metho

          倒立(ハンドスタンド)で長く止まるための指の使い方

          ブリッジのための胸椎伸展エクササイズ

          1.右手で左の肩甲骨を触る 2.左手で右の肩甲骨を触る ※肘と肘は可能な限り近づけます。 3.肘をテーブルや椅子などの台に乗せる 4.顔と胸を床の方に落としていく 胸椎が伸展し、肩甲骨が開きやすくなります。 動画はinstagramで確認を! 1.と2.の 「逆側の肩甲骨を触る」姿勢が取れない場合はこのエクササイズをするのに充分な柔軟性がありません。 ラジオ体操で体側を伸ばしたり鉄棒のぶら下がり運動で肩甲骨や背骨周辺の筋肉をしっかり伸ばしましょう。 肩の柔軟性ア

          ブリッジのための胸椎伸展エクササイズ

          壁倒立の一歩前の倒立(ハンドスタンド)練習方法

          ポイント1.手首---肘---肩---大転子を一直線にする ポイント2.手は肩幅で肘を伸ばす。目線は手と手の間 ポイント3.上半身と下半身が直角になる 壁倒立で腕が伸びない、身体を支えきれないという人におすすめの練習方法です。 壁を強く押しましょう。 鏡を見て身体のラインをチェックしながらやるのをおすすめします。 動画はinstagramで確認を! 倒立(ハンドスタンド)とブリッジを学びたい人、倒立やブリッジのための身体作りをしたい人は Rick Method

          壁倒立の一歩前の倒立(ハンドスタンド)練習方法

          ブリッジで腕を伸ばしたい人におすすめの練習方法

          先月からInstagramのライブ機能(いわゆるインスタライブ)で「倒立&ブリッジ&ストレッチ質問会」というものをやっています。 その中で毎回出る 「ブリッジの時に腕が伸びません」 というお悩みを解決する練習方法を紹介します。 前半に練習方法を載せます。 後半は理屈を書きます。 足を高くしてブリッジする。 1.足とお尻を台やマットなど高さのある場所に置きます。 2.床を押して頭を持ち上げます。 3.膝を伸ばす、もしくは足を手に寄せてきて顔と胸を出します。 ※この

          ブリッジで腕を伸ばしたい人におすすめの練習方法