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”人事部”が商品開発?~食の新名物づくり~Part.1


あっという間の11月も中旬になろうというところです。
早速今回の活動報告です!

人事部の地域応援活動Part.2について

前回のPart.1に続き今回はPart.2です!!
お待たせいたしました~👏
今回の地域は、広島県熊野町になります。

今回コンテストに携わることがありましたのでそのことについてご報告させて頂きます。

皆さんは、『熊野町』と聞くと何を思い出しますか?🤔
一番有名なのは熊野筆ではないかと思います。
小学校の時に習字で使った『筆』です。
私は、社会人になってから姉と私にと叔母さんがお土産で化粧筆を買ってきてくれてたまたま熊野筆を持っているんですが、最近は洗顔の時にも”洗顔ブラシ”を使用するそうで、中でも熊野筆の”洗顔ブラシ”は最高らしいです!!

実は熊野筆はオンラインも用意されているところが多く、晃祐堂さんや竹寳堂さんでも購入できるそうです。その土地に行けるのが一番いいですが、オンラインで購入できるのもいいですね!

熊野筆は熊野筆でも色々あるので、皆さんもお気に入りの熊野筆を探してみてください。
どちらのお店でも素敵な筆が沢山あるのですが、特に晃祐堂さんは、かわいいがつまっている筆が多い印象で、可愛い好きの人におすすめだと思います!
https://www.koyudo.co.jp/view/item/000000000249?category_page_id=other

竹寳堂さんはかわいいも好きなんだけど…どっちかというとかっこいい感じやシックな感じも欲しいなぁという人におすすめだと思います!
化粧筆オンラインショッピング|竹宝堂(ちくほうどう)熊野の化粧筆工房 (chikuhodo.com)

※勝手な個人の意見ですので、実際にURLに飛んで頂き好みの熊野筆を見つけて頂けますと幸いです😊

このマカロンにみたてたものも…美味しそうで、
可愛い好きにはたまりませんよね~
肉球にみたてたなんともかわいいフォルムの筆!
こちらも熊野筆とのコラボになっています。

特産品を地元の方々と一緒になって作る

熊野筆で有名な熊野町が、町民と協働のまちづくりをテーマに町民の皆さんと新しい特産品を考える素敵なコンテストを企画しました!
その名も「あなたのイラストが『熊野町名物』に!!たべもの新名物アイディアコンテストです。

本コンテストでは、弊社人事部が企画・運営、森口が審査員という形で関わらせて頂きました。
地元の方々を中心にアイディアを頂いて熊野筆に次ぐ特産品を作る!という地域住民から発信する観光まちづくりの企画です。

実は、(株)人事部は業務支援だけではなく、観光まちづくりについてもご支援をさせて頂いています!

募集チラシもカラフルで可愛いですよね~


私も子供達と応募してみました。
その地域には何があるのか、どんなものが有名か、食べ物は?植物は?町のお花だったりも調べて、こんなのはどうかとあれこれ考えて家族会議。
絵心がない私は文章を考え、夫と子供に絵と色塗りをお願いし…提出したところなんと一次審査は突破。残念ながら二次審査で落ちてしまったそうです…残念!🤣
ただとても楽しかったです。おやつ作りの得意な友達にもアドバイスを頂いて、完成させていく。大袈裟ですが、これが研究開発じゃんと…😤w
もっと日頃から作って頂いた人に感謝しようとも思えました!

色んな作品の数々☆

さて、今回のコンテストですが、運営側は応募がなかったらどうしようと不安があったみたいですが…地域の学校で夏休みの宿題に取り入れてもらえたこと、また県外からも応募があったことで、なんと、なんと!!907件(締切後の提出分を含めると950件程度)もあったそうです👏本当凄いです!!!
予想以上に大盛り上がり!!
これぞまさに嬉しい悲鳴なのではないでしょうか?

カラフルで皆さんの工夫が伝わってきますね!
そして、皆さんが書く”ふでりん”がかわいいですね!

町民の方々が沢山アイディアを下さって運営側が嬉しそうに話をしているニュースを見てこっちまで嬉しくなりました!
実は↓弊社メンバーも出ており、ほんの少しなはずなのに知人たちから連絡があったそうです。TVの影響って凄いですね~
下の画像をクリック頂くと見ることができますので、是非そちらも見てください!

応募総数から始めに1次選考で約70件に絞り(上位7%:なんと我が家の作品ここに残ったと!なんと有難い!)安田女子大学の6名の学生にさらに27作品に絞って頂き、森口含め審査員の方々に選考してもらったそうです。

ちなみに審査員の方々もなかなか凄い方々にご協力をいただけました!!

【審査員4名】
株式会社瀬戸内ブランドコーポレーション 代表取締役 田部井 智行さま
株式会社外食産業新聞社 代表取締役 川端 崇資さま
株式会社ツバサ 代表取締役 近藤 章由さま
株式会社人事部 エグゼクティブオフィサー 森口 敏也

本コンテストの募集テーマは、
「熊野町らしさ」、「デザイン」、「日持ち or 手軽さ」だそうです。

この募集テーマに沿って、応募総数 907作品の中から新名物として優れたアイディアとして、入賞作品 10作品が選ばれたそうです。
どんな作品が選ばれたかは↓下のURLから見ることができます。
【たべもの新名物アイデアコンテスト】入賞作品の発表!!|熊野町 (town.kumano.hiroshima.jp)


↓TVでは流れていませんが、クッキーも試作で作ったそうです。

カラフルクッキーは見た目も綺麗ですよね!
自分なりのふでりんの顔を書ける!最高ですね!
メッセージもかけるので、ちょっとしたお手紙感覚のプレゼントも喜ばれそうだなと思いました。

今後は、安田女子大学 家政学部 管理栄養学科のみなさんに入賞作品の試作品を作って頂いていて、12月2日に行われる表彰式・試食会で披露され、入賞者や開発を検討する事業所に振る舞われるそうです!

あっという間に実現してしまいそうですね~♪
なかなか熊野町までは簡単に行けないため、作品が実現したらお土産で買ってきてもらおうとメンバーに今からお願いしておきます!
12月に進捗があったらまた、こちらでもご報告させて頂きます!!

皆さんが熊野町に行かれる際、見つけてもらえるようにここでも宣伝したいと思います!

ところでふでりんとは??

上記で自然に出てきたふでりんとは??
気になった方もいらっしゃいますでしょうか?
ふでりんとは、熊野町の観光PRキャラクターのことです。
とっても可愛いですよね!!
2012年にこの世に誕生した『ふでりん』。
やはり筆がモデルらしいのですが、筆の里工房ではそのモデルになった筆を実際に見ることができるそうです!!

熊野町のインスタグラムでは沢山ふでりんが活躍しております。
※イラストをクリックすると熊野町HPを見ることができます。

instagramでも今回のコンテストが紹介されています。
広島県熊野町公式(@kumano_town_official) • Instagram写真と動画

今回の企画の裏話!!

何故今回こういう企画が実現したのか、裏話を教えて頂きました。
今回の企画には2つの考えがあったそうです!

①協働による「まちの魅力づくり」
 → "町民と一緒に、まちの魅力を育てていこう"

熊野町は筆で世界的に有名ですが、逆を言うと、筆に次ぐ「名物」がないのが実情らしく…農産品についても生産量・知名度ともに”コレ”といったモノがなく、筆に関しても、かつてに比べ、日常から遠くなってしまっています。さらには、動物愛護、コロナによる輸入規制などで原材料の「毛」の入手も困難になるなど筆の将来についても少しづつ暗雲があるのも事実で、新しく名物を作るにしても、いきなり「これが、新名物です」と言われても実感って持てないですよね?
それなら、みんなでアイディアを出し合って、少しづつ「名物」と言われるものをつくっていこう、こうした「つくる」過程に多くの人が関わることで、町民が愛着を持てる、誇れる「名物」をつくろう、というのがコンセプトとして今回決まったそうです。
確かに、そこに住む人たち皆で一つの物を作れるって素敵ですし、皆が誇れるものができると思うとワクワクします!

写真のように実際に応募があったものを皆で確認し、話し合いからスタート。
どんな新しい名物が出来上がるのか12月が楽しみですね~

②地元に誇りを。愛着を持てる、自慢できる町へ。
 → ”シビックプライドを育てる”
行政では近年「シビックプライド」という言葉を、各地で使うようになりました。これは、人口減・高齢化といった社会環境の変化のなかで、住民が暮らしやすくちょっと自慢できる良い街にしていこう、住民が誇れる街になれば、地域外からも観光・移住、増えていくよね。ってことらしいです。今回のコンテストでは、「熊野らしさ」という審査基準を取り入れる事で、地元の魅力に気付いてもらう、地元の魅力をつくっていこう、という機運をつくれないか、というチャレンジをしています。
ざっくり1000件の応募がありましたが、考えてみると、応募には至らなかった人、子供がアイディアを考える中で相談された親、祖父母…といった人を含めると、応募数の何倍もの人が「熊野町って何があったっけ?」と考えてくれたのではないかと思います。
応募作品は、やはり筆と地元で人気のゆるキャラ「ふでりん」に関するものが多かったのですが、「黒豆」や郷土料理の「八寸」、ゆるぎ観音、地元に残る昔話を基にしたもの…などなど、色々なアイディアが出て来ました。選考過程に関わってくださった地元の飲食店や料理教室の方などは、子供たちが出してくれたアイディアを読みながら、

「これ、なんでしたっけ?」
「そういえば、ありましたね~」
「八寸って、何ですか?」
と、ワイワイ話ながら、意見を出し合っていたそうです。

※以下話にあった八寸(はっすん)です。

「八寸」は安芸門徒(広島県西部地方の浄土真宗門徒)の多い地域で食された、山の幸と海の幸を組み合わせて作られた煮物のことだそうです。無性に食べたくなるのが郷土料理ですよね。
※リンク先の農林水産省ページには作り方もありますので、是非作ってみてください

こうした過程を積み重ねる事で、少しづつ町の魅力に気付き、もっと面白いモノ、魅力的なモノをつくっていきたいなぁ、という人が出てくることを期待した企画です。
今回の企画で熊野町に関するコミュニケーションが増えていたら本当に嬉しいですよね!我が家でも熊野町のお花って何かな?熊野町にはどんなお土産があるのかな?など調べながら考えたので、地元の方々は、よりあれがいいんじゃない?これはどう?と話が膨らんでいることと思います。
こういった背景を想像するだけでますます12月2日が楽しみになってきますね。12月の報告も楽しみにお待ち頂けますと幸いです。

急に寒くなってきましたが、皆さん年末まで、まだまだありますので、
体調お気を付けください~!
次回は、木暮が行ったセミナーについてご報告したいと思っております。

以上
営業推進 鷹野


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