ペルソナって何?羽○君が好きなオタゲ(;^_^A(採用人事が使う横文字、とても大事)
(我ながら変なタイトル)
連休の間に1歳半の娘にデレデレしつつ、順調に抱っこ要求尽くしで筋肉痛です(>_<)
以下、本題。
前回記事にて、しれっと「ペルソナ」という言葉を使いました。
採用に携わる人事界隈では、もはや日常会話で用いられるようになっていますが、(私の記憶の限りであれば)10年くらい前まではマーケティングの領域でしか使われていなかった用語かと思います。
採用におけるペルソナとは、「求める人物像」を指します。
マーケティングで例えると、
「ダイエット食品を100個売りたい」
↓
「ダイエット食品を買ってくれそうな人は『美容に興味がある20代女性だ』」
↓
「『美容に興味がある20代女性だ』10,000人にリーチして、100個完売を目指す」
この場合のペルソナは、『美容に興味がある20代女性』ですね。
これを、もっと具体的なレベル感にまで落とし込んでいく作業が、「ペルソナ策定」です。
実際にやってみます。
『美容に興味がある20代女性』の特徴列挙(papao想定)
・インスタグラムのアカウント登録をしていて、見る専の状態の人
(推定根拠:自分を見せたいと思えるほど自信があるわけではないが、美容に興味はあるので他の人の情報を参考にしている)
・学生時代に運動をしておらず、社会人になってからストレスで体調を崩すようになった。
(推定根拠:運動部でなかった人は、社会人になってから肩こりや腰痛を発症するケースが多く、次いでストレスや代謝不足から肌荒れや体系維持が出来なくなるケースがある)
・肌ケア用品に月額○○円以上使っている
(推定根拠:美容に興味があり、且つ資金力がある)
・一人暮らしである。又は未婚で親元で同居している
(推定根拠:趣味に時間を使える余裕、及び資金力がある)
こんな感じで、根拠を元に人物像を思い描いていくのです。
別に当たってても外れていてもいいのです。大事なのは「どんな人なら買ってくれそうか」の要素を全部洗いだすことですので。
「ペルソナが出来たら、採用はできるの?」
それが出来たら苦労はねえっす(´;ω;`)
あくまでもペルソナ策定は、採用施策を決めるための全ての「軸」でしかありません。
「未経験者で地頭良くてすぐに仕事覚えて辞めない子が欲しい」
これはペルソナじゃねぇっす。こんなやつRPGの主人公クラスだし。採用舐めんなっし(取り乱しました。失礼しましたm(__)m)
ペルソナが立ったら、今度は「採用戦略」を立てるんです。
大体、以下のような感じで私はいつも立てています。
1,「ペルソナ」を策定する
2,「ペルソナ」がいそうな市場を洗い出す
※ここでいう「市場」は、新卒採用&中途採用市場を指します
3,自社の特徴を武器とした場合に、勝てる確率が高い市場を洗い出す。
4,必要な採用予算を策定し、当該市場に予算を投下して欲しい人材を釣りに行く。(釣る(;^_^A)
ざぁっくりと、こんな感じで、いつも採用施策考えてます。慣れると楽しいんですよ、結構。
ちなみに、女神転生は最初にFCでやったときにダンジョンで迷子になって怖くてすぐ辞めて、ペルソナ始まったときはエヴァと初期ガンに染まってたから乗り遅れ(おっと失礼。ここらへんで止めておきます(;'∀'))
次回は「採用戦略」について書いてみたいと思います。