SELCオーストラリア ~国際社会で活躍できる人を育成する~
この記事は、2021年2月1日に採用オウンドメディアKyookanサイトで公開されたものです。
2020年10月、オーストラリア・シドニーを拠点とする職業訓練校「Sydney English Language Centre(以下SELC)」が、新たに京進のグループ会社に加わりました!
「国際社会で活躍できる人を育成する」という、京進の教育理念の実現に向けた海外展開。2018年には、オーストラリア英会話語学学校「English Language Company Australia Pty Ltd(以下ELCA)」を子会社化し運営しています。
新たに京進グループに加わったSELCは、どういった学校なのでしょうか? 第二英会話事業部の石井 公二さん(兵庫県出身)に詳しいお話を聞きました。
――「SELC」は、どのような学校でしょうか?
30年以上の歴史があり、シドニーの中でも老舗で評判の高い学校の一つです。
ELCAは英語の「語学学校」ですが、SELCは英語で専門的なスキルが学べる「職業訓練校」という位置づけです。入学するためには、ある一定の英語スキルが求められます。
オーストラリアでは、このような学校をVET(Vocational Education and Training)と呼び、職業に直結した技術や知識を高められるように、世界市場のニーズに沿ったコースを提供しています。
現在、SELCでは「ビジネスコース」を展開しており、期間は最短9ヶ月です。今後は新しい職業訓練コースも増やしていく予定で、より多くの生徒さんが英語で専門的な知識を学べる機会を生みだしていきたいと思っています。
――どのような学生さんが多いですか?
SELCに通う学生さんは、現地オーストラリアで働きながら勉強をしている方がほとんどです。国籍は、中南米やタイ、モンゴルの方が多く、生徒数は約500名。今在籍している生徒さんたちは、旧SELC時からの生徒さんなので、今後は京進グループのリソースを活かしながら、様々な国籍の方に学んでいただきたいと考えています。
――「SELC」と「ELCA」。どのようなシナジーがあるのでしょうか?
今までは、ELCAを卒業した生徒さんがビジネスの世界で通用するレベルの英語や専門的な技術を学びたくても、京進グループとしての受け皿がありませんでした。しかしSELCがグループに加わったことでELCAの生徒さんがSELCへ入学し、引き続き同じ建物内で学べるようになりました。英語圏においては、英語が話せるだけでは活躍できるフィールドは限られてしまいます。英語で専門的な技術を身に着けることで、活躍できるフィールドは世界中に大きく広がり、より深く国際社会に貢献できる人財に成長できると考えています。
またELCAとSELCの講師陣の人的交流も増やすことで、両校の教務品質の向上に繋がると考えています。
――今後のビジョンを教えて下さい。
オーストラリアの他の都市にも語学学校と職業訓練校を展開し、組織を強めて、さらに質の高い教育を提供していきたいと考えています。長期的なビジョンでは、語学学校と職業訓練校の両輪で、オーストラリアだけでなく様々な国に展開していきたいです!
「英語」だけではなく、「英語を使って専門知識を高める」教育においても、さらに京進の貢献を広め、今後も国際社会へはばたく、ステキな大人が増える未来の実現を目指していきたいと思います。
SELCについて詳しくはこちら→https://selc.edu.au/
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