ブルーアーカイブ第二回開発者トーク(1)
イム・ジョンギュ:皆さん、こんにちは。こんコーナーの進行を務めているブルーアーカイブのディレクターイム・ジョンギュです。よろしくお願いします。
いつの間にか前回の開発者トークから長い時間が空いたのですが、今回も多くの皆さんが集まってくださいました。自己紹介お願いします。
オ・ヒョンソク:よろしくお願いします。MXスタジオIP室シナリオチームの副チーム長のオ・ヒョンソクと申します。よろしくお願いします。
キム・グッキ:よろしくお願いします。またお挨拶出来て嬉しいです。アート室2Dキャラクターチーム長、キム・グッキです。
ソン・ジウォン:よろしくお願いします。アート室副チーム長ソン・ジウォンです。
ファン・インチョル:ブルーアーカイブグロバールサービスの企画チーム長を務めているファン・インチョルと申します。
イム・ジョンギュ(D)
ファン・インチョル(G企画P)
オ・ヒョンソク(シナリオチーム副チーム長)
キム・グッキ(2Dキャラチーム長 )
ソン・ジウォン(アート室副チーム長)
ファン・インチョル:おら?ジュヨン(isakusan)さんがいらっしゃらないようですが・・・?
オ・ヒョンソク):ジュヨンさんは次のシナリオ執筆と色んなメディアミックスの準備により今回にはやむを得なく不参する事になり僕が代わりに参加する事になりました。ああ、清渓川に行った訳ではございません。(笑)とにかく色々と、今も元気で健康に過ごしています。
イム・ジョンギュ:いやいや。別に健康には見えませんでしたか?
オ・ヒョンソク:そうっすね・・・夜遅く仕事が多そうなので・・・笑
(話題を変えて)
オ・ヒョンソク:前回はシロコの服で些細に話題を生んでましたが、今回の服も前回に紹介したのと同じく普段着でしょうか?
イム・ジョンギュ:いやいや。今回の服は普段着ではなく今回の撮影の為初めて着た服であり、普段着にするには今は見えないから大丈夫ですが下の部分がちょっとあれなので無理ですね。
オ・ヒョンソク:いや・・・別に差はなさそうに見えますが?
イム・ジョンギュ:慣れると着れるかも知れませんし、まあそんな感じですね(笑)
イム・ジョンギュ:さあ、これからこちらのメンバーで第二回開発者トークを進行しまう。よろしくお願いします。
On your Mark
(イベント告示省略)
イム・ジョンギュ:(シナリオに向けて)今回のイベントはどのように構成しましたか?
オ・ヒョンソク:ブルーアーカイブは学園モノとして大運動会のコンセプト自体は前から企画しておりました。だから一般的なイベントなら1、2の学校を中心に物語を構成しますが、今回は普段は合う事のない色んな学園の学生達が祭りみたいな大きな行事を通じて一緒に集まり事件を作ると面白いと思って色んなライターの方々と頭を揃えて意見を集まりました。
最終的には学校に行われる運動会のコンセプトを膨れ上がらせて今回のような晄輪大祭のイベントストーリーを構成する事になりました。
イム・ジョンギュ:学校をミレニアムに決めた特別な理由はありますか?
オ・ヒョンソク:ミレニアム学園を開催校に決めた理由は素材を調達するのが簡単だったからです。キヴォトスの場合現実よりちょっと進歩した技術を保有した近未来世界観の学園都市ですが、ここに相応しい大運動会をお見せするには先端の運動装備がいっぱい登場する必要があり、こんな技術的な問題を紐解き安いミレニアムに決めた訳です。
そして、何より今回のイベントはエデン条約編が丁度終わりを向けてる視点でありましたので他の学園にライトを照らしかった事もあります。
ファン・インチョル:僕が子供の頃日本で住んでた経験がありましたが、直接ブルマーを見た事があるので、 晄輪大祭を見るとやっぱり青春とはブルーアーカイブだなと再認識しました。
オ・ヒョンソク:まあ、でも、今回のストーリーを作る上に僕も自分の学生時代の経験をベースに作りました。僕の場合運動神経が悪くて体育授業があった日にはスタンドで応援だけするかサッカーをしてもディフェンス役割が回され後ろでいたりしました。
だから運動会の日にはちょっと怖じ気付いちゃって寂しく一人で居て家に帰った経験が多かったです。
その時、僕の学生時代に誰かが運動が出来なくても大丈夫と言ってくれてたなら、僕も体育を好きになれたかも知れないと言う考え、この先生の気持ちで学生達を応援しながらストーリーを作り上げました。
イム・ジョンギュ:晄輪大祭は1周年の3rdPVの頃から注目されましたが、この時からもうイベント計画はありましたか?
オ・ヒョンソク:3rdPV、凄く話題になってましたね。一般的なストーリーはイベントストーリーを作成してそこに必要なイラストやリソースを発注する形態ですが、晄輪大祭はそこから外れてイメージが先に完成されてそのイメージをスクリプト化する方式でシナリオが作成されました。1週年で公開された3rdPVから学生達の日常が先に作業されて、そこで秋の日常に当たる大運動会のコンセプトスチールを作業者の方がシナリオが出来上がる前に数カット作業してくれました。
このイラストがまるでストーリーの一つの場面のように描く為に僕がここにイラストを基準としてストーリーを書き上げました。
例えば、競技場のトラックにボール戦車があるから戦車を作る部活はどこなのかを考えて、その部活のメンバーは運動会でどのような役割をしているのかを考案するとか、スチールに誰と誰が一緒にいたからこのメンバー達をどのように出会う事になったかを物語をまとめました。
このような方式はシナリオチームの中でも結構珍しいやり方でしたので原画チームから多くのアイデアを貰う事になりました。その過程で元は1個のイベントで構成しようとした予定から、多くのスタップから応援とアイデア提供されたおかげてメディアミックスを含んだ2個のイベントとしてボリュームが上がる事になりました。
キム・グッキ:先話してくださった3rdPVはキヴォトスの事件より日常感をお見せする為企画した映像であります。だから今回の晄輪大祭イベントは3rdPVのシーンから拡張され推進された事もありイベントkeyビジュアル面でもミレニアムキャラクターの日常感のある場面を作業者の方に要請しまして、keyビジュアルの担当者もブルーアーカイブに愛情があり我々の長く呼吸を共にしてくださった方でもあり意図を上手くキャッチしてくださりキャラ性に合う体育祭準備に忙しい学生達の日常感を見事に表現してくれたと思っております。
keyビジュアルイラストで後ろに小さく表現されていますが、後ろでマキが描いている絵もありがたくデザインしてくださりましたのでこれを期に皆さんも確認してくださると事をお願いします。
イム・ジョンギュ:真面目な話、色んな作業をしながら仕事が膨れ上がり「あら?これ全部作れる?大丈夫か?」と言う心配が大きいアップデートでしたが、皆さん、最高の結果物を出してくれたので期待してください。
(2)で続く