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【COTEN RADIO まとめ】教育の歴史 13 - 近代公教育制度の確立
割引あり
今回は以下の動画についてのまとめになります。
前回の記事はこちら:
国家の必要性と教育
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宗教改革やフランス革命を経たヨーロッパでは、王権やカトリック教会から独立した新たな国家が形成されました。しかし初期の初等教育は、多くの場合、教会が担っていました。そこで新政府は「国家としての教育」が必要になり、最終的に以下の3つを特徴とする公教育を目指すようになります。
無償
宗教的に中立
義務
この構想自体はフランス革命の直後(1791年)に憲法へ明文化されました。しかし、実際に全国民へ義務的に実施するには膨大なコストや政治的障害があり、すぐには実現しませんでした。
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