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見破ったり!「幸せ」の正体
物心ついた後の人生とは、これからの生き方を
・過去の不幸を引きずって生きるのか?
・幸せになると決めるのか?
この2択です。
幸せになると決めたのなら、幸せとはどのような状態か?
を分かっていないと、幸せになりようがないですよね。
ゴールが分からないと行先設定ができないので、
いつまでたってもゴールにたどり着けません。
このアカウントを開設して間もないですが、
いきなり核心へ迫っていきましょう。
もったいぶっても、しょうがないのでね。
【しあわせ~ってなんっだ~っけ、なんだ~っけ?】
昔、明石家さんまがテレビCMで、そんな風に歌ってましたけどね。
このCMでの答えは、「ポン酢醤油がある家」なんですって。
「ふぅ~ん、そなんだ」としか言いようがないですが。
「幸せとは」と検索すると、こうあります。
一般的には「その人にとって不満がなく、望ましい状態」
とのこと。
人によっては「ポン酢醤油がある家」が、それに当てはまる
かもしれませんが、まぁ、そんなことはどうでも良いですけど。
「その人にとって不満がなく、望ましい状態」かぁ。
結局、幸せとはどういう状態か?を考えると、
こういうことですね。
「幸せとは心の平穏」
つまり、心の負担がない状態と言えます。
しかし、心の負担を完全になくすというのは
現実的ではないので、
「幸せとは、心の負担を減らすこと」
ということになるでしょうか。
これが、幸せの正体です。
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「幸せになる」というと地位や名誉、お金や恋人など
何かを得て心を満たすことで「不満がなく、望ましい状態」
になると考えがちですが、じつは違うと私は確信しました。
なぜ、そう確信できたのかというと、私は躁鬱の気があって
常に心の負担を感じながら生活していたからです。
「していた」という過去形になっているのは、現在では
だいぶマシになって精神不安定の波が、かなり小さく
なりましたからね。
良かった良かった。
だ~いぶラクですよ、おかげさまで。
そこで実感したことは、心の負担が減るというのは
こんなにも快適で幸せなことなのか!ということです。
そもそもなぜ、心の負担が減り精神的に安定してきたのか?
というと、執着を手放したからです。
人間関係で出会いと別れを繰り返すことで、他者への執着を
手放すコツをつかんだのです。
そのコツってやつは結局なにか?というと、
「諦め」です。
もうね、諦めちゃったのですよ。
人って結局、自分自身にしか関心がないということが
分かって、それを他人が変えることはできないわけですから
諦めるしかないのです。
過去だって変えられないのだから諦めれば、過去への
執着を手放せるので引きずることもなくなります。
心の負担が減るので、凄くラクですよ。
私がSNS依存から抜け出すことができたのも、
執着を手放した結果です。
深入りしない。深追いしない。
そこに至るまでには精神的なダメージを負ったりして、
かなり苦労しましたけどね。
【気づき始めるきっかけになった奇跡】
時系列的に少し昔になりますが、ひとつエピソードを
ご紹介しましょう。
幸せとはなんだ?と気づき始めるきっかけになった話で、
今から4年前のことです。
まず、何が起こったのか?を言うと、
200万円以上の借金がなくなったのです。
司法書士さんに債務整理を依頼して、グッジョブ
していただいた結果なのですけどね。
私、借金のことを忘れていたんです。
そこへ、某消費者金融業者から督促状が届いて、
「あ、いけね!そうだった!」
と借金のことを思い出して、すぐに司法書士さんを
ネットで調べて電話相談したのです。
で、事の経緯を説明したら、
「その借金、無くなる可能性が極めて高いですね」
と言われて、その場で債務整理を依頼しました。
ビックリですよ。
まさか借金がなくなるなんて思わなかったので。
その後、完全にお任せ状態で過ごしていました。
債務整理を依頼してから4か月後に司法書士事務所から、
業者との和解が成立しましたという旨の通知が届きました。
私からしたら奇跡ですよ。奇跡が起こったのです。
そもそも、何で借金のことを忘れてたか?というと、
色々と条件が重なった結果なのですけど、携帯の電話番号が
変わったり、勤めていた職場も変わったり、業者も担当者の
入れ替わりなどで引継ぎが上手くいかなかったとか、コロナ渦
とかで何やかんやあったのでしょうね、憶測ですけど。
そんなことで、それまで催促の電話もハガキも来ず、
連絡をとっていなかったのです。
そのうち、業者のほうも落ち着いたのか何なのか、
ついに督促状を送ったということなのでしょう。
実際のところは、私が知る由もありませんが。
借金のことを忘れるという心の負担を減らした結果、
借金がなくなるという心の負担も経済的な負担も
実際に減ったということが、現実として起きたのです。
踏み倒したというよりは、払わなくて良かったお金という
ことだったのですが、それでも決して褒められるような
話ではありませんけどね。
良いか悪いかはこの際置いておいて、私からしたら
幸運を引き寄せたわけです。
このエピソードがきっかけで、幸せになるとか、何かを得るには
不要なものを減らすことが先なのか?と思うようになりました。
その後も紆余曲折や学びもあって、ようやく確信を
得たということですね。
何かを得て心を満たすことで幸せになるのではなく、
執着を手放し心の負担が減れば、すでに幸せなのです。
確かに何かを得て心を満たすことで幸せを感じることは
ありますが、幸せの本質である「心の負担を減らす」ことを
考えると、不要な執着を手放すことが先なのです。
執着を手放すのが先で、その結果、欲しいものが手に入る。
という順番が正解なのです。
引き寄せの法則などでよく言われている「執着を手放すのが先」
というのは、幸せの本質からして正しいということが分かります。
幸せになるには、まず何かを得るという「足し算」の考え方よりも、
執着を手放すという「引き算」の考え方が先なのです。
【ここまでが分かれば、どうすりゃ良いかも分かる】
パートナーや家族がいる場合、幸せになるために必要なことは、
お互いに心の負担を生まないように助け合うこと。
という答えに行き着くはずです。
助け合うとはいっても、必要以上に干渉してはいけませんけどね。
距離感を保つというのは、相手にとっても心の負担にならないので
助けになります。
社会生活の中で幸せに生きていくには、この考え方の範囲を
拡大させればいいわけです。
自分一人やパートナー、家族だけではなく、他者との助け合い。
でも、必要以上に馴れ合わない。
「世の中の誰とでも仲良く」というのは現実的ではないし、
合わない人は合わないので、無理にかかわる必要はありませんけどね。
距離を取るか、完全に離れる。
距離を取るか離れることも、合わない相手にとっては
助けになっているのです。
自分が楽しいからといって、相手も楽しいか?といえば
そうとは限らないですからね。
分かりやすい例が、職場の「飲み会」です。
誰もが「ウェ~イ!」したいわけじゃないですよね。
「そんなことするくらいなら家で読書してーわ!」
と思う人もいるわけです。
その人にとって、どんなことが心の負担になっているのか?
を察して、その人の幸せを尊重する。
そういう和が広がっていけば、世の中はもっと
良くなっていくと思うのですが、あなたはどう思います?
ということで、今回はこのへんにしておきましょうかね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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