自分の強みを伝える時にもっとも重要なこと:マーケティング基礎講座
今回のテーマは「強み」についてです。
ビジネスやマーケティングについて学ぶと、まず最初に「強み」を明確にしましょう、と言われますよね。
では、強みとは何でしょうか?
勘違いしがちですが、自分が出来ることが「強み」ではありません。
「私は〇〇できます、〇〇のノウハウがあります!」と言っても、それはお客さまとってはどうでも良いことですよね。
重要なことは、あなたが提供するものによって「お客さまがどうなれるのか、お客さまが何をできるようになるのか」を伝えることです。
つまり、お客さまの視点で考える、伝える必要があります。
なぜなら、お客さまは自分にとってどのような良いことがあるのか、を常に考えているからですね。
「お客さまがどうなれるのか、お客さまが何をできるようになるのか」を伝えれば、お客さまが自分にとってどのような良いことがあるかが分り、自然に興味を持ってもらえます。
お客さまが持っている課題に対し、「その課題を解決できますよ!」と伝えれば、当然興味を持ってもらえますよね。
お客さまの課題を「どのような方法で解決するのか」が「独自のノウハウ・メソッド・商品」になるわけですが、
みなさん、この自分ができることばかりを伝えてしまうわけです。
「私、これできます!これもできます!」と解決策やノウハウばかりを伝えてしまいがちです。
しかし、それはお客さまにとってはある意味どうでも良いことですし、お客さまはまだそのノウハウや商品のことをよく知らないので、その方法を伝えられても、結果的にどうなるのかはイメージ出来ないのです。
「そのノウハウや商品があることで、お客さまがどうなれるのか」までを伝えてはじめて「強み」になるのです。
まとめますと、強みを伝えて、来てほしいお客さまに来ていただくためには、
・まず、お客さまがどのような課題・願望があるのか、どのようなことで困っているかを把握する
・その課題・願望を、ご自身のノウハウや商品を活用することで、どのように解決できるのか、お客さまがどうなれるのかをまとめる
というステップで考える必要があります。
ぜひ、ご自身の強みを考えてみてくださいね。
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