ビジネスのアイデアの出し方・作り方:マーケティング基礎講座
今日のテーマは「集客やビジネスのアイデアが出ない時、どうすればアイデアが出るようになるのか」です。
アイデアを出すことは重要なことです。
そもそもアイデアがなければ、実行することができません。
でも、「集客やビジネスのアイデアといっても、なかなか良いアイデアが出ないなぁ」という方も多いと思います。
そこで今日は、アイデアを出すためにはどうしたら良いのかをお伝えしたいと思います。
「ゲーム戦略ドリル」ということで、今日も3択のクイズ形式で正解を考えてみてください。
この3つの中のどれが正解だと思いますか?
1. 過去に自分がやってきた集客やビジネスのアイデアをもう一回振り返ってみる
2. 机に向かって一生懸命新しいアイデアを考えてみる
3. 世の中の事例、他の企業などやっている事例を探してみる
さて、この3つの中でどれでしょうか?
答えは、、、
3.世の中の事例、他の企業などやっている事例を探してみる
ですね。
ビジネスに活用できるアイデアを考えるときに、最初から自分のビジネスのことを考えだすと、どうしても難しくなってしまうのです。
その理由は2つあります。
1つは、自分のことはよくわからない、という点にあります。
自分のことって、一番分からないものですよね。ですから、最初から自分のビジネスについて考えだすと、何が良いのか悪いのかがわからないので、良いアイデアが出づらくなります。
もう1つは、常識の枠にハマっている、ということです。
アイデアが一瞬頭をよぎっても最初から「これはうちでは出来ないな」と無意識に判断してしまっているのです。
それでは、新しいアイデア、ブレイクするアイデアは出ないですよね
このように、いきなり自分のことにあてはめてアイデアを考えようとすると難しくなってしまうので、まず世の中の事例を探してみて、その事例を自分のビジネスに当てはめるようにしてみてください。
そうすると、考えやすくなるはずです。
ただ、このときに、重要な注意すべきポイント、があります。
他社のアイデアをそのまま自分のビジネスに当てはめようとすると、うまくいきません。
業種も違うし、お客さまも違う。持っているリソースも違うし、やりたいことも違う。
そのようなアイデアをそのまま取り入れてもうまくいきません。
重要なことは分解するということです。
分解して構造を理解すると、自分のビジネスに当てはめやすくなります。
例えば、居酒屋さんがやっている集客のアイデアは、ボクのビジネスは居酒屋さんじゃないので、そのままは導入することは出来ません。
でも、いつもお伝えしている「ゲーミフィケーションの技術」で分解してみると、
「これはお客さまをレベルアップさせる仕組みだな」
「これは最初にイベントがあって、興味を持ってもらう仕組みだな」
ということがわかるようになります。
そうすると、自社でも「最初にイベントをやって興味を持ってもらい、その後、お客さまがレベルアップしていく仕組みを入れたらいいんだな」とアイデアが考えやすくなるのです。
ですから、まず大切なことは、世の中の事例を探す、ということですが、それをそのまま当てはめるのではダメで、その事例を分解して、構造を自分のビジネスに当てはめる、ことが重要になります。
このように考えていくと、自社に必要なビジネスのアイデア、集客のアイデアを出すことができるようになります。
世の中の事例も自分の机にかじりついていても見つからないので、面白そうなところに行ってみる、ということも大切ですね。
そして、その面白そうな事例を見て、それ分解してみる、ということをぜひ実践してみていただければと思います。
今日は、ビジネスのアイデアが出ないときに、アイデアを出す方法、についてお伝えいたしました。
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