ゲーミフィケーションとは?:マーケティング基礎講座
今日のテーマは「ゲーミフィケーション」についてです。
ゲーミフィケーション、聞いたことはありますか?
知らない方も多いかもしれませんね。
ゲーミフィケーションとは、ゲームの遊びの中にある、人を夢中にするノウハウ、のことです。
ゲームを作っている人が何を考えてゲームを作っているのか、というとゲームを遊び始めた人が一定のゴール、ゲームのクリアかもしれないし、面白くなるポイントかもしれませんが、そのゴールまでいかに脱落せずに遊び続けてくれるか、ということを考えてゲームを作っています。
このゲームに飽きて、途中で辞めてしまえば、このゲームの続編を出しても買ってもらえません。ですから、面白くなるポイントまで、遊び続けてもらうことを考えてゲームをつくっているのです。
その「遊び続けてもらう」「脱落せず続けてもらう」ためのいろいろな仕組みやノウハウがゲームの中に組み込まれているのです。これがゲーミフィケーションです。
さて、ゲームに夢中になっている、のはどういうことでしょうか。
ゲームには「ステージ」「面」がありますよね。
そのステージを先に先に進みたい。次に次に進みたい、という状況がゲームに夢中になっているという状況です。
次のステージに進みたい、次のストーリーを見たいとなっているのが、夢中になっている、ということですね。
そして、ビジネスにもステージがあります。
例えば、最初にブログやYouTubeで知ってもらって、無料の動画などに登録してもらって、セミナーに来てもらって、講座やコンサルを受けてもらう、
このようにステージが分かれています。
このステージをお客さまに、先に先に進みたい、次に次に進みたいと思っていただければ、自然に集客もできますし、売上も上がっていくようになります。
ここに同じようにゲーミフィケーションのノウハウが活用できるのです。
ゲーミフィケーションをビジネスの中に組み込むことで、ビジネスのステージをお客さまが先に先に進みたいと思ってくれるようになり、自然と集客できる、売上が上がることになるのです。
そして、ゲーミフィケーションは人が自然に行動したくなる、ノウハウですので、対人であれば、どんな場面でも活用できます。
例えば、専門家の人ですと、お客さまにアドバイスしても行動してもらえない、とか、講座に継続して参加してもらえない、などの悩みがあったりしますが、こうした場面でもゲーミフィケーションの技術を活用することで、お客さまに自然に行動していただけるようになります。
あるいは、従業員や社員の方に自主的に行動してもらう、協会であれば、講師の方が自分から行動してもらえるようになる、ということもできます。
ビジネスは常に「人に行動してもらう」ことが基本になりますので、どんな場面にも活用できるのです。
あるいは、例えばダイエットや英語を学ぶ、こうしたことは本来やった方が良いと思うにも関わらず、なかなか継続することができません。
こうした場面でもゲーミフィケーションの技術を活用することで、継続してもらうことができるようになります。
あるいは、恋愛にも使えます。実際に、ボクのお客さまで、ゲーミフィケーションを活用して、結婚した人もいますので。
このように、ゲーミフィケーションを知っているだけで、いろいろことが自然に進みやすくなるのです。
お客さまが面白いと思って、自然に集まっていただければ、自分のビジネスもより面白くなり、成果が上がるようになる。
お客さまが、面白いと思って、自然に行動していただけるようになれば、お客さまも自分もより成果が上がるようになる。
自分が夢中になって行動できるようになれば、人生がさらに面白くなる。
ゲーミフィケーションは、これからの世の中では必須のノウハウになるはずです。
ゲーミフィケーションの技術は、ボクは17個の技術に体系化していますが、こちらはまた別の機会にお伝えしたいなと思います。
ということで、今日はゲーミフィケーションについて書かせていただきました。
ぜひ、皆さんのビジネスにも活用していただければと思います。