源頼朝関連書籍紹介

武士の世の中を開いた鎌倉将軍源頼朝に関する本をまとめました。

1:対決の東国史1 源頼朝と木曽義仲(長村祥知著)       
  吉川弘文館 2023年8月

2:読みなおす日本史 源頼朝と鎌倉幕府(上杉和彦著)
  吉川弘文館 2022年8月

3:鎌倉殿誕生 源頼朝 新装版(関幸彦著)
  山川出版社 2022年2月

4:ミネルヴァ日本評伝選 源頼朝
   すでに朝の大将軍たるなり(川合康著)
  ミネルヴァ書房 2021年6月

5:源頼朝 武家政治の創始者(元木泰雄著)
  中央公論新社 2019年1月

6:中世武士選書38 源頼朝 
   鎌倉幕府草創への道(菱沼一憲著)
  戎光祥出版 2017年7月

7:人をあるく 源頼朝と鎌倉(坂井孝一著)
  吉川弘文館 2016年2月

8:日本史リブレット人026 源頼朝
   東国を選んだ武家の貴公子(高橋典幸著)
  山川出版社 2010年5月

9:源頼朝(永原慶二著)
  岩波書店 1995年4月

小説などの読み物を除いて最近刊行された書籍からさかのぼって記載しました。
上杉先生の著作はかつて出ていた書籍を、吉川弘文館の読みなおす日本史シリーズでよみがえらせたもの。
関先生の著作も新装版なので過去の本をあらためたもの。
鎌倉幕府の初代将軍として誰でも知っている源頼朝ですが、彼に関する伝記や評伝が21世紀までほぼ出ていなかったという事実に驚かされます。
人物叢書は高橋典幸先生(山川で8番の本を書かれた方)が書かれることになっています。
期待して待ちましょう。

神護寺の源頼朝とされる絵について、今では伝源頼朝とされて教科書にも載っていないという事実も歴史学が進んでいろいろ解明されていることを示す事例です。
いつか記事にする予定です。

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