【学レポ vol.7】NPO法人はっぴぃ 高橋さん
ジンザイが発信する静岡の企業紹介コンテンツ。学生インターンの後藤が、県内の経営者さんに取材をする学生レポーターになります。略して「学レポ」。
今回は「NPO法人はっぴぃ」理事長と「株式会社 虹心（にこ）」代表取締役の高橋美喜（たかはしみき）さんです。宜しくお願いします！
仕事や趣味など、熱い想いを聞いてきました
略歴
1980年1月21日生まれ。自身の子供の障害をきっかけにより福祉(放課後等デイサービス)へ。2013年にNPO法人はっぴいとして放課後等デイサービスすまいるらいふ。を立ち上げる。2020年株式会社 虹心（にこ）を設立。福祉事業 NPO法人はっぴいは理事長として、株式会社虹心も代表取締役として活躍。
仕事のこだわり
できない、と決めつけるのではなく「できる」ようにお手伝いをする。
そんな環境づくりに取り組んでいます。
4人の子供を育てる中で、障害がある子もない子も一緒の環境で育つことが本当に大事だと実感しました。
「障害がある」という固定観念に捉われずに、どの子も同じ状態。その上で、足りないところがある子には手を貸すことができる“大人づくり“を私は大切にしています。
なので、子供たち一人一人に「できること」が増えた瞬間がすごく幸せですし、私自身も障害をもつ子供の母として、親御さんの気持ちに寄り添えるような施設にしていきたいと思っています。
「ともに生きる、ともに育つ」を合言葉に、これからもお仕事と向き合い続けていきます。
共に生きる、共に育てる 『共生共育』 事業
どんな人を採用したいか
まずは、自分からアウトプットがどれだけできるかを大事にしています。例えるなら、「おはよう」って言う前に「おはようございます！」って自分から言える人と働きたいです。
そして、笑顔がすごく綺麗な人。
負けず嫌いな人も私はすごく好きですね。何か言われたときに悔しい！って素直に思えて、それを原動力に変えられる人を採用したいなと考えています。
今の世の中は大人が教えてくれる環境が少ないと思うので、若い子たちは沢山苦労をすると思うんです。
だからこそ、うちで学びたい！と言ってくれる子、私たちと正面から向き合ってくれる子に是非出会いたいなと思っています。
私の推しアイテム
自慢の愛車、『ハーレー・ダビッドソン』です。
過去には、これに乗って子供の運動会に向かったこともあります（笑）
それくらい、私はバイクに乗ることで「生きているな」って実感をしています。
実は長男が大型二輪の免許を取ったので、こないだ初めて一緒にツーリングに行ってきました！親子で走れるって本当に幸せだなって思いましたね。
バイクに乗れなくなったら仕事ができません！と言えるくらい私にとって大事な存在ですね。
高橋さんの目標
5年後にはグループホームを展開することを目標として掲げています。
とにかく「福祉」をいろんな人に知ってもらいたい！というのが私の一番の想いです。
実際に介護福祉士という資格では「老人介護」の知識がメインで、なかなか「児童福祉」について触れる機会が少ないのが現状といえます。
今後はこういった知識を限られた人だけではなく、できるだけ多くの人に広めていきたい。そのためにはもっと足を運んで伝えていくことが大事だと思うので、そういう機会を沢山作っていくことも目標の一つです。
若者へのメッセージ
できない、じゃなくて「やらない」だけ。
一度やってダメなら、もう一度やってみる。
これはいつも口癖のように言い続けています。
やらないから何も生まれないし、一度でもやって挫けたことがある人にしか味わえない仲間や人脈、人とのつながりがそこにはあるんです。
私自身も何十回、何百回と挫けてきたからこそ今があると思っています。
すごいよ、羨ましい、私にはできない、と他人を妬むよりも、じゃあ自分もやってやろうと思える“負けず嫌い“であってください。
ごめんなさい、と謝るよりも「ありがとう」が言える大人になってほしいなと思います。
（今回はバイクも一緒に）
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