「来たときよりも美しく。そんな人生を・・・」
喜多川泰さんの著書「One World」を読みました。
タイトルは著書のなかにあった一文です。
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小学校の遠足の時、学校の先生に言われたことがあります。
「ちゃんとゴミを拾って帰りましょう。来た時よりもきれいにするぐらいの気持ちで拾ってみようね」
公園はみんなのもので、みんなで使う場所だから、そういう心遣いが大事だよっていう意図で話をされていたと思います。
これは公園だけじゃなくて、人生においても言えるよねっていうのが One World には書いてありました。
自分が生まれてきた時よりも美しい世界にしてこの世を去っていく。
歴史を振り返ると、世界はどんどん良くなってきたように思います。
日本に限っていえば、食べ物に飢えて死んでしまうっていうことはほとんどなくなりました。美味しいものを好きなだけ食べることができます。
身分格差もありません。武士とか農民とか、そんなの関係なく自由に恋愛だってできます。
街を歩いていても、いつミサイルが落ちてくるかなんて心配をしている人はひとりもいないです。
これらはすべてご先祖様達が、来たときよりも美しい世界にするような人生をおくってくれたからだと思います。
おかげで今日もぼくは平和にスタバで美味しいコーヒーを飲みながらこうやって本を読んで文章を綴ることができるのです。
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そしてこれは、人生だけではなく、所属しているコミュニティーや職場など、すべてのことにおいて言えるような気がします。
自分が入ったときより少しでも美しくして職場を去る、コミュニティーを去ることができたら、きっと自分自身も豊かな時間にできるんじゃないかなぁ。
「どうすればもっと世の中を美しい状態で次の世代にバトンを渡していけるだろうか」
なんて思いで毎日生き続けていきたいものですね。
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