配慮は大事だけど、遠慮は不要ですよね。
こんにちは。
最近、朝晩スタバに入り浸っているのですが、店員さんの接客レベルの高さが完全に優勝しているし、WiFiは安定しているし、長く勉強していても追い出されない懐の深さを持っているので、1番好きなカフェはと聞かれたら食い気味にスタバですと心に決めたいっしーです。
さて。
今回は「配慮は大事だけど遠慮は不要だよね」というお話です。
先日、友達に誘ってもらって、一緒に梅田で壁を登ってきました。
石田界隈で噂が噂を読んでいる、ボルタリングです。
さっそく感想ですが、もうですね、めちゃくちゃ楽しかったんですよ…!!
これまでもボルタリングに対する興味はすごいあったんですけど、チャレンジするチャンスを作れずにいたので、今回挑戦できてすごい良かったです。友達に感謝。
で、ただ楽しかっただけじゃなくて、気づきもたくさんありまして・・・。
もうタイトルで結論言っちゃってるんですが、「配慮は大事だけど遠慮はいらないよね」っていうのがそれです。
ボルタリングをしたことのない方のためにざっくりルールを説明すると、こんな感じです。
☑︎ 石ごとにテープが貼ってあり、色分けされている
☑︎ 「スタート」の石から進んで「ゴール」の石を両手で掴めたらクリア
☑︎ ランクが2段から7級くらいまでわかれている
☑︎ 基本的には、脚も手も指定されたランク色の石のみ触れることができる
☑︎ 例外的に7級とか6級は、足だけ好きな石に触れることができる
おなじ壁であっても、初心者から上級者まで一緒に楽しむことができちゃいますし、ランクを上がっていくことですごい達成感を味わえちゃいます。
で、もちろんいくつか登れる用の壁はあるんですが、きている人全員が一緒によじよじ登れるほど無制限に壁が続いているわけではありません。
かわりばんこで順番に登るんです。登っている人も近くの人も危ないので、誰かが登っているときは近寄らないように配慮が必要で、それが暗黙のルールみたいになってました。
となるとですよ。
当然、自分が登っているとき、ほかの登っていないみなさんは壁から距離をとって、登っている自分を眺めていらっしゃるわけです。
・・・なんだこの公開処刑は。
周りはアウストラロピテクス時代を思い出したかのようにするするよ登る方ばかり。一方こちとらアンモナイトにいたるまで先祖さかのぼったくらい登り方がもさっとしています。
恥ずかしい。控えめにいって恥ずかしすぎる。
登ってないあなた。目からビームが出てますよ。「あ、あいつまだ7級だ」って思ってますよね?ぜったい思ってますよね?気づいてます。ぼく気づいますからね。
・・・みたいな気持ちになるんです。
とはいえ、周りの目に遠慮して登らなければ、一生壁を登るチャンスはやってきませんし、ずっと7級のままです。
中には周りの目を気にせずに、7級だろうがガンガン登る鋼のメンタル術師の方も多くいらっしゃいます。
決してうまいわけではなかったりするんですが、そういうふうにチャレンジする人ってやっぱり周りも応援したくなるわけで、上手な人がアドバイスをしてくれたりするんですね。
で、アドバイス通りにやってみるとうまく登れて、ちょっとずつ上達して、気づけばどんどんレベルを上げている。
そういう人を見て、ぼくも勇気をもらいチャレンジしてみると、最初は周りの目が気になるものの、何回か繰り返すともう慣れちゃうんですよ。
ぼくが初心者ってことは伝わってるし、やってみると実際には馬鹿にする人なんて一人もいなくて、ただ単に自意識過剰だっただけ。
やってみたらとんでもなく楽しくて、気づけば周りの人じゃなくて目の前の壁だけに集中している自分がいる。
頭の中にあるのは、「どうやってクリアしてやろうか」というクリア方法だけで、前のひとのチャレンジを邪魔しないように距離をとって配慮しつつ、自分のチャレンジの機会がはやくこないかと待ち侘びていたりします。
7級の壁の手前には「遠慮」という壁があって、その壁を乗り越えた人たちだけがチャレンジをエンジョイできるのがボルタリングというスポーツでした。
というわけで
「配慮は必要だけど、遠慮は不要だよね」っていうお話でした。
今回ボルタリングをやってみて得た気づきは、人生ともかなり通ずるものがあると思います。
日本人はよく遠慮がちだといわれていますが、遠慮して損するのは自分自身です。
遠慮の壁を乗り越えるとめちゃくちゃおもしろい世界が広がってるのに、死ぬまでその壁を乗り越えられずにいることも下手したらあるんじゃないかなと思いましたし、それってものすごいもったいないことだとも思うので、今後は遠慮不要で生きていこうと思いました。
・・・少しずつ。笑
何かの参考になりましたら!
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