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天気情報による雨のふりはじめを10分単位であてにできる夕方に


はじめに

 このところひんぱんに天気の情報をみながら行動する。こんなに雨雲を気にするのはやさいづくりをしていた頃以来。

雲ゆきをネットと実際の空のようすを見上げて両方で行きつもどりつしながら確認したうえで外出や洗濯をはじめる。こんなに精度のいい情報をあたりまえのようにつかえる時代になった。

きょうはそんな話。

きょうの予報は

 きょうは昼から仕事にむかう。それまでに家の用事を済ませておこうといくたびか天気情報をたしかめた。予報では夕方から雨。きょうは紙と衣類の収集日。行政のカレンダーに「雨の日はご遠慮ください」と明記されている。どうもこのあたりのごみ収集は昼以降のことが多い。

ゴミを出そうか、それとも来月にのばそうかと雲行きを見つつしばらく悩んだ。昼すぎの実況と朝の予報とはよく一致し、13時すぎに雨雲がではじめた。ほぼ的中。

幾世代もつづいている人工衛星の「ひまわり」による雲画像や、雨雲のレーダー観測はほんとうにこころづよいし、スーパーコンピュータとヒトの経験にもとづいた合作の予報もこのところ実況と精度よく合っている。

洗濯を断念

 4日まえの日曜日に洗濯を急いだ。その理由は週間予報。月曜以降ずらりとならぶ雨マークを見て急遽、予定を変更。洗濯物自体はそれほど多くなかったがはやめに済ませておいてよかった。こちらもいまのところ的中に感謝。

前線がながいあいだ日本列島にいすわりつづける模様。まるで梅雨や秋雨のような天気図。これに合わせて行動するように予定を組みなおした。いまのところ順調だが、週の後半でランドリーの乾燥機におせわになるか部屋干しを覚悟するかもしれない。2月だというのに。

人工衛星とコンピュータと予報官のおかげ

 こうした天気情報の確度や細密さが気象衛星やレーダー網などのおかげであがってきた。先日、HⅢロケットの成功のニュースが流れた。このクニで自前で安定して大型の実用衛星を打ち上げられるようになったのはそんなにむかしでない。

それまでは諸外国のロケットにお世話になりながら自国やその周辺地域の天気を「ひまわり」で持続的に観測。このところは安定して自前でHⅡロケットでうちあげていた。いまは代替わりしてひまわり9号。

毎日なにげなく天気情報をながめてそれに合わせて行動している。そんなに意識しないしめだたないが、スーパーコンピュータの活用もふくめて自前の科学技術の進歩が確実に生かされ、あたりまえのようにつかわれている。

ささえるのもわたしたち

 こうした科学技術はほんとうはひろい分野でさまざま生活の基盤としてけなげに世のなかを下支え。その多くはわたしたちが納める税金や関連する財団(日本気象協会など)

そして民間の気象情報サービスなど企業の活動のおかげ。積極的に知ろうとしないかぎり表舞台に登場することはない技術だし、広報はかならずしもいきとどいているとはいえない。

もっとアピールしてもよさそうだが、わたしもふくめてこうした理系のヒトビトはけっこうシャイなもの。

まわりからスポットライトをあてないとなかなか輝かないし見えてこないもの。

おわりに

 先日のロケットの打ち上げの成功はじんわりきてたしかによかった。こうした「よし、がんばろう」というきもちにさせてもらえるニュースはありがたい。せめてわたしのもとにおとずれる子どもたちにはなるべく関連する情報までふくめて伝えておこうと思う。


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