これからさきへやのかたすみのキャリーバックを必要とする長いたびにでる機会があるだろうか
はじめに
さきほどふと目にはいったものがある。長年生活してきて、日常においてつかわないがふとしたときに必要になるものがある。地方に住んでいるとすぐにレンタルでみつかるものではない。だがいったん手もとにおくと、そうした品々が場所をとってしまいがち。
きょうはそんな話。
身を軽くする
マンションでひとり住まいをはじめて7か月ちかく。ひっこしまえとあとですこしずつふだんつかわないものをそれぞれ処分している。もちろん使えるものの多くはリサイクルショップや知人のてもとへとわたっていった。それ以外ははっきりいって「ごみ」と称するものばかり。
それらをしわけしつつごみ出しのカレンダーとにらめっこしながらすこしずつだしていく。そんななか、なかなか手ばなせないでいるものがひとつある。
家をはなれるということ
たびになれると手もちの荷物は小さくなるとどこかで読んだことがある。はたしてそうかどうかはまだなっとくできるまでにいたらない。2泊程度ならばナイロン製のショルダーバックひとつで済む。都心の所要で飛行機で1泊程度ならば、ヘッダー写真の手提げひとつで向かった経験はある。
それぐらいの準備と行動は身についた。だがこれが海外とか比較的寒い時期などに長期間となるとなかなかそうはいかない。
国内でも10日間あまり家をはなれることがそこそこあった。たしかにせんたくはこまめに旅先ですればよいので、日数分かかえていくわけではない。急な天候の変化や体調の不具合などは日数が増せば増すほど遭遇しやすい。とくに寒さや雨への対処がそれなりに必要。
旅行バックの大きさ
たしかに必要最小限しか持ち歩かなてもそれなりにかさむ。両手の自由なショルダーバックをもっとも高頻度でつかう。てもちのバックはちいさくおりたためるので、かばんにおりたたんでいれておき荷物がふえると活躍。どんな場所でもそれなりにみえてみっともなくない。
おさまらないときはリュックのように両肩にかけられる機能のあるかばん。かるくて航空機の機内にもちこめるサイズ。
場所をとるもの
しごとの用具などおさまらないとどうするか。いくたびかあった。とくにノートパソコンは必須になってからがそう。
ほかの多少迷子になっても構わないものを中心に、宅配でまえもって旅先に送る、用事がすみしだい家に送るなどやっていた。だいじなものだけたずさえる。それを何度か経験しやっぱり不便とやむなくキャリーバックを購入。もとの家にはそこそこ収納があったので、クローゼットか押入れの奥にしまいこんでいた。
ところがこのところそんな長期間の家をはなれる外出などない。知人に貸して以来このキャリーバックの出番がない。もっぱら他人へ貸し出す最たる品となった。
おわりに
さてどうするか。たいていこうした最後の方までのこる物品は、処分したとたん、あれがあればよかったのにとなりかねない。すでにここ半年でなんどかほかのもので経験。20年近く保持してごく最近処分したばかりのものを所望するヒトがあらわれ「ごめんなさい」をしたばかり。
こんなことがあるから「どうしよう」と結論をだせないままひとつひとつものが目の端にはいってしまう。
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