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周囲には同世代から上のヒトビトのほうが圧倒的に多いとあらためて気づいた


はじめに

 ふだんは学習サポートと研究パートで若い方と接する機会がほとんど。ところが、しごとからもどり外を出歩くとあたりは一変。買いものでよくつかう店内をふと見わたして気づいた。平日の昼間の店内にはおなじくらいか、さらに上の世代ばかり。あらためて現実を思い知らされた。

きょうはそんな話。

車を運転して

 早朝の交差点の信号待ち。ちょうど横を走る電車のなかが明るく見えた。けっこう近くなので乗客のようすが見える。同世代以上の方々がめだつ。早朝のしごとにたずさわる方々がほとんどのはず。従事なさる方々はけっこう年齢をかさねた方々がこんなに多いのかと気づいた。

早朝にしごとにつかざるを得ない事情もそこにはありそう。そういうわたしとてフレックス制とはいえ、交通混雑のはじまるまえの時刻にこの交差点にいるわけだから例外ではなさそう。

店でも

 研究パートのしごとから早めに抜け出し帰宅。朝早い分だけ夕刻前に帰宅。これで行き帰りとも渋滞にまきこまれずに済む。運がよければ渋滞時の3分の1以下の時間で帰り着く。帰り道に食料の補給のために空いた店に立ち寄る。昼間の店内は閑散としている。

それでふとまわりを見わたした。そこには行きがけの通勤時の電車の乗客たちとさほど変わらない情景が。そう、店内をめぐる買いもの客の多くは中年以上がほとんど。圧倒的に店員さんたちのほうが若い。昼間のこの時間にうごきまわれる年代層なのはたしか。

とはいえ先日来た開店まもない朝や午前中もそうだった。そして夕方近くもほぼ変わらない。いったい若い世代の方々はいつ来店するのだろう。あらためてその視点で思い返すと、おそらく閉店間際か。

べつの店で

 とくに街なかの店ではそうかもしれない。先日やむなく売りものはすくないだろうなと覚悟しつつ、閉店間近の頃におとずれたことがあった。いかにも勤め帰りの格好のままの現役世代のヒトビトが多かった。何度かそんな機会があったがいずれもそうだった。

そうかこんなに遅くまではたらいてこれから食事の準備なのか。そういえば学習サポートに訪れるある生徒は、教室から帰ってようやく食事(21時ごろ)と言っていた。やむにやまれずその時間になってしまうわけか…。

おわりに

 そこでこうして見てきたことを確認してみた。このクニに住むヒトの平均年齢は48.1歳。12年後の2036年には50歳に到達すると予測される。平均年齢でみると下の表に示すとおり48.4歳。世界でもっとも高い。

国立社会保障・人口問題研究所資料より引用

ほぼわたしが外でふだん目にする昼間に出会う方々の多くがこの年齢以上に感じるのは無理もない。このあたりでいちばん活気があると思われる地方の街なかでのできごと。もっと郊外ではより極端かも。すでに日本の方々の中央値が50歳に近いのであればなおさらそう感じるのは必定。

すでにそんな時代になっている。

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