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料理のわかりやすさとは。

料理のわかりやすさ   

料理で言う。『簡単・簡単』というキーワード。
あなたの腕が上がればある程度のものは簡単にできるものですよ。
これは比較の問題でしかない。そのためには理解しなくてはいけないです。
そのレシピの内容と作業。その意味を踏まえているかどうかです。
時短も簡単の一つですが、多少の時間がかかるものでも簡単だと思うものもあるでしょう。簡単にできるはずと
共感したいあなたへのメッセージなんです。なかには立場の違いから互いに簡単とはいかないものもあるかもしませんね。
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「わかりやすさ」とはスポーツで勝ちがあれば負けがあるようなもの。
リトマス試験紙のように変化する紙を使うとわかりやすい。科学はわかりやすいからですね。
テレビ番組も、消費者の動向や、さまざまなものが、データ化され説明します。統計することによってわかりやすく伝えるように努力している。学校の先生もわかりやすい授業を目指して日々努力していることでしょう。
しかし、わかりやすいということを考えてみたことがあるでしょうか?
「●玉ねぎ1個、トマト 半分、ベーコン2枚、」全部大きさ、質量は違います。
「●3分加熱する。」とは、何がどんな状態になったのか?わかりません。
 では「玉ねぎ  75g、トマト82g、ベーコン65g」と聞いても
材料を揃えようと思いますか?測って料理しようと思いますか?
正直いうと少し面倒ではないでしょうか?
それは、わかりやすい法則の発見であり、その技術を追い求めていることではないでしょうか?
同じ景色を見るように立つと、あの工場の煙突から煙が出ていますね。っていうと見えている人には「そうですね」ってなる。
「わかりやすいことは、その見せ方であり、考え方を提示したり、あらかじめ想定してある問題を処理させることとしていないだろうか?」
その材料の目安を単純化することは、個単位のものは、細かくグラムにしないほうが揃えやすいからです。詩と同じで作者の考えなどの行間を埋めるように、ポイントという箇所が補足しているはずです。栄養的な分析で材料を仕分けしていたり、盛り付ける器に対して必要な量であったりと様々な加減の工夫があるのではいでしょうか?それを文字通りとらえるのではなく、自分に当てはめて考える裁量が必要になっていきます。
 わかるとはそもそもその物事を紐解くことであるように思います。
でも、世の中にそれほどわかりやすいものは、存在していないように思います。
では現状がどのように分析されているのだろうか?その現状に対する理解の度合いはどの程度のものなのかな?料理の慣れ具合とかですね。
他人から問題であると提示されるものをそのままそれが問題であると
考える。そんな人は完全に操作されている人々です。ほんとうは無関心であることに何の変りも無いだけのことです。先生が思うところを「うん」と言わされるだけ、テレビやマスコミが問題ですねという箇所を「うん」と言わされているだけのことです。何も自分では考えていないのに、私もそう思うことに落ちいっているだけのことです。理解しやすいようにとは誰でもわかるけどわかるためのテクニックを自分で発見していかなくてはいけないのです。
 要は「わかりたい」という欲求、要求が自分の中に根ざすところの場所から出発していることが大切なのです。自己から出発し、自己で完結しなければいけない。これは何ごとにおいて
もいえるのです。それは皆がわかっていることだと思います。しかし、わかっているのに、左右されながら生きているのです。このことに真剣に取り組むことで、自分がいかに、わかりやすさに騙されて生きてきたかがわかります。同じステージに立っていないのであれば、わかるもなにも疑問を持つことがおかしいのですからね。
自分が疑問を持ち、自分で結論に納得するところまで進んでいくことです。
 何の世界も奥深く、簡単ではないという思いに駆られた時、初めてその理解の扉を開くのではないかしら。
 扉を開いて見えているものを見、自分の考えを確かめることをする。同じに作っているつもりのメニューが、同じ結果にならないという続きがあるのが普通です。
どの分野でも専門家がリードしていきますが、政治や経済、医療、その他生活分野でも、その専門家の方々はそれぞれの考え方は違い、料理であれば作り方は違うはず。
大切に思う箇所が違うことをいうのが、常ですよね。なにも変わらないのです。
冬にアイスクリームを食べるのが好きな人もいれば、夏の暑いときが好きな人もいる。
日によっては「アイスな気分」で済んでしまう。究極の勝手主義が食にはあります。
まずは、体験・経験してみるとたくさんの疑問があるはずです。それをすこしずクリアしていくことが大切な学びだと思います。他人が思う疑問はあなたの疑問ではないです。
正直に自分で料理してください。そのあゆみを大切にしてほしい。その疑問は宝です。
それがいくつになってもです。大人の勉強なのだから。
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簡単かどうかは、あなた次第。簡単に思って作ってほしいです。
利用できるものは使いましょう。
こころが負担に思わないでほしい。自分のペースでいいのだから。


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