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書籍:『ハッタリの作法』がまじ刺さった。
僕の好みの話から始めよう。1つとして、黒金の組み合わせが好きだ。かっこいいではないか。これは金持ちっぽい色だとかオラついてるとかいうわけではなく、単純に、黒という落ち着き空間に紅一点的に輝く金が好きなだけである。単純な色の組み合わせだ。
そう、この本も、黒と金と白で表紙が実にシンプルな本である。2024/10/02に初版として書かれたこの本を手に取り、「ハッタリ」について考えてみることにした。
ハッタリねぇ…と思う人は多い
この本でのハッタリは、単に騙すとか大言をするとかいうことではない。最大限のある物事の魅力を引き出すための可能性を作り出すように活用する意味合いで使われている。
すなわち、悪いように使うことではない。
この本を読んでいて自分に通じるところがあって、共感が多い。
営業や自分を奮い立たせるために、できるか分からないけどある目的のために「できます!」「やります!」ということはないだろうか?
一般例で言えば、営業が仕事を受注するためにちょっとした顧客からの無理難題であっても「できます!」「やります!」ということもある。
僕自身も個人で仕事を持つ時に確信があるわけでもやれるわけでもないのに「やります!」「はじめます!」ということがある。これはすごく言い方を悪くすれば嘘まで行かないくらいの言動だ。
ドラマ『トリリオンゲーム』でも目黒蓮演じる天王寺 陽がものすごいハッタリをかまして会社の規模を大きくしていく様子も出てくる。これはドラマの中だけでの話でない。
日常の広告はぎりぎりのハッタリをしている。
その "ハッタリ" には何が得られるのか?
先述のように、仕事をとれるとかビジネスを大きくするような話もあったが、ハッタリ屋になるためには、本にはこのように書いてある。
ビジネスでもプライベートでも、自虐キャラを演じて得をすることはほとんどありません
自分が弱っていることや欠点があることをギャグのようにずっと言い続けることはメリットは少ないと思います。使えるとするなら、甘え上手な「ヒモ」になるためとかでしょう。(一部偏見)
このハッタリから得られることは簡単にまとめると
対外的な効果(人脈やチャンス)
自己暗示
です。
ハッタリを活用する
この本には、ハッタリをして、「辻褄を合わせる」ことが強調されています。
発言してしまったからには、社会人として責任を取る必要は絶対に出てきますし、それを求められているでしょう。
これに対して、辻褄を合わせることは、例えば言った時点でそれが本当かどうかは関係なくて、次にその現象が起こるまでや期日までに実現できるようにして仕舞えばいいわけです。
仕事なんでそんなもんでしょう。
もうええでしょう。(間違えました)
狙ってる女がいるなら、次に会う時までに痩せろ
とか
まだなんにも分からないけど、1ヶ月後のイベントでこれを発表する
とか
やったことないけどあるかのように見せて、話を合わせるために1ヶ月後に社長に会うまでに最低限ここまでやり遂げる
とか
一種の義務感のある目標に変えることができます。
こう言った活用した本でした。ぼくの生き方にちょっと似ているところもあったので、共感しました。ぜひ。
ついでに、トリリオンゲームもおもろいよ。
実写
アニメ