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【初心者向け】熟練FXトレーダーのドル円週間相場予想&戦略構築(WEEK49)

こんにちわ、成長おじさんです。
今週もお仕事・家事・育児、おつかれさまでした

FXトレード成績はいかがでしたか?
損をしてしまった方も儲かった方も、週末に自分のトレードを振り返ってトレードスキルを向上させましょう。

それでは、今週もドル円を題材にして「今週の振り返り」と「来週の戦略構築」を一緒にやっていきましょう。

今週の振り返り<ファンダメンタル観点>

まずは、ファンダメンタル面からです。今週はそこまで大きな経済指標の発表はありませんでしたね。

しかし、そんな中でも・・・起きてしまいましたね。急落が。。。

南アフリカで発見された変異株(オミクロン)によるリスク回避。

感謝祭明けで薄商いのスキを突いて大きく相場が動きました。

テクニカルもだいぶ状況が変わっていそうです。後で見ていきましょう。

その前に新しい変異株の情報収集です。

国立感染症研究所のホームページに最新情報が掲載されていました。
注:2021年11月26日時点の情報です。

国立感染症研究所では注目すべき変異株(VOI:Variants of Interest)として位置づけ、監視体制の強化を行うとのことです。(なお、世界保健機関(WHO)は26日、同変異株を最も警戒レベルが高い「懸念される変異型(VOC)」に分類したようです。)

また評価については、以下の記述がありました。

B.1.1.529系統については、遺伝子配列情報から感染・伝播性や抗原性の変化を示唆されるが、ウイルスの性状に関する実験的な評価はまだない。また、疫学的な評価を行うには十分な情報がまだ得られていない。年代別の感染性への影響、重篤度、ワクチンや治療薬の効果へのフィールドでの影響、既存株感染者の再感染のリスクなどへの注視が必要である。

BBCニュースでは、以下の記載がありました。

南アフリカの感染症流行対応・イノベーション・センターの局長、トゥーリオ・デオリヴェイラ教授は、「特異な変異の集まり」がみられるとし、これまでに流行したほかの変異株とは「非常に異なる」と述べた。

そして、日経新聞記事では「投資家は突如として経済正常化と米利上げシナリオの再検討を迫られている。」と報じられています。

投資家のリスク回避姿勢が鮮明であることは間違いなさそうですが、オミクロン変異株に関しては、まだ正確なことはわからないということのようです。

こういう場合にも、トレードはテクニカルに従って淡々と行うべきと思っています。(トレードしない選択肢も、もちろん有効)

では、次章ではテクニカル観点で振り返っていきます。

今週の振り返り<テクニカル観点>

まずは、先週の流れのおさらいからです。下の日足チャートをご覧ください。

①7/8に4月下旬からの円安トレンドを割り込む
②レンジ相場が2ヶ月以上継続(7/8−9/24)
③9/24「レンジを上抜け」→円安トレンド再開
④10月中旬「113円台前半〜114円台半ばのレンジ相場入り」
⑤11/8「113円台半ば〜前半下抜け」→円高トレンドを予想
⑥11/12「113円台後半回復」→円高トレンドは騙し
⑦11/16「114円台半ばを下抜け」→レンジ回帰を予想
という状況でしたね。

さて、ドル円相場の中期的な推移をインプットできたら、視点をミクロにして今週の相場を振り返っていきましょう。

【相場予想・戦略構築の振り返り】
今週の相場予想・戦略構築は、以下の通りでした。

【相場予想】
<中期目線>
円安トレンド継続中
<短期目線>
レンジ相場回帰の可能性あり
【トレード戦略構築】
メインシナリオ
「新たなレンジ相場入り」
 ⇒前回レジサポ
  「114円台前半〜113円台半ば」は参考値
 ⇒新たなレジサポライン形成の可能性もあり
サブシナリオ①
「再び114円台前半〜半ば上抜け」
 円安トレンド再開の可能性あり
 ⇒買いポジション再構築
サブシナリオ②
「113円台半ば・前半を下抜け」
 ⇒円安トレンド再開はダマシ
 ⇒再び111.7円付近を狙う

今週はレンジ相場回帰をメインシナリオとしてスタートしました。
しかし、11/22には114.8円台まで円安となりましたので、サブシナリオ①をメインシナリオに変更して買いポジションを構築。おとといまでは順調でしたね。

さあ、問題は昨日です。前述の変異株(オミクロン)によるリスク回避の動きから円買いが進行。NY終値では113.2円台まで円高になっています。

 昨日の円高により日足MACDはデッドクロス、RSIは低下と売り圧力が強くなることを予見させられる状況です。

一方でサポートラインは、50MAが113円付近に控えておりますが、万一した抜けると100MAは111.5円とだいぶ離れている状況です。

来週のドル円相場予想&戦略構築

さて、来週の戦略構築を行っていきましょう。

円高が急進していますが、まだ現時点では中長期的な円安トレンドは変わらないものと見ています。

しかし、短期的なトレンド予想は、正直かなり難しい状況と言わざるを得ません。

したがって、相場が読めない以上は先週買い増したポジションは損切りして、一度身を軽くします。その上で、残りの買いポジションは保持します。

残りのポジションの扱いについては、感謝祭明けの市場の値動き、変異株の追加情報等から週中に判断しようと思います。

ただし、日足50MAによるサポートを割り込んだ場合には全て一度損切りです。

というわけで、来週は一旦買いポジション量を縮小した上で、残りの買いポジションは週明けの状況を見て再判断(ただし、日足50MA割り込みは全損切り)しようと思います。

週明けからは上記の相場予想・戦略を基本として、毎日のトレード方針を決めていきますので、初心者の方はぜひ私と一緒に来週も戦いましょう!

まとめ

というわけで、来週の相場予想とトレード戦略をまとめると、以下の通りです。

【相場予想】
<中期目線>
円安トレンド継続中
<短期目線>
・円安トレンド黄色信号
・変異株影響次第、正直予想困難…
【トレード戦略構築】
メインシナリオ
「円安トレンド休止」
 ⇒買いポジション縮小
 ⇒サポートライン見極める
サブシナリオ①
「113円付近を下抜け(日足50MA)」
 ⇒買いポジションは損切り
 ⇒売り転換して再び111.5円付近を狙う

来週も一緒にFXトレード頑張っていきましょう。

さいごに

さて私のnoteでは、FX戦略構築を平日の朝に無料で公開しています。

儲かる保証などは到底できませんが、FX初心者の方が大損をくらって即退場するのを防ぐことくらいであれば、お役に立てると思っています。

もしよろしければ毎日読んでいただけると嬉しいです。

さて、ここまでが来週の相場予想と戦略構築でした。

以降は毎週同じことを書いていますが、本当に大事なことなので書き続けます。

私はFX歴16年になった今でも必ず「トレードの振り返りと戦略構築」を行うようにしています。
トレードしていれば毎回成功なんて言うことはありえません。成功もあれば失敗もあります。
そして、成功を収めたときには自制が、失敗したときには改善が必要です。

そのためには、過去に自分がどういう考え方で取引したのかを振り返り、改善して次に活かしていく必要があるんです。

最近FXトレードを始めたばかりの方や成績が安定しない方は、冒頭でも申し上げたとおり騙されたと思って来週の戦略構築をご自分なりに立てて記録する習慣をつけてください。記録は手書きのノートでも何でも構いませんので、お金はかかりません。
もし継続して実践することができれば成績は自ずとついてきます。実トレードが怖ければ、デモトレードに移行しても構いません。デモトレードならノーリスクで始められますので、どうしょうか。少しずつアウトプットしてみませんか?

「具体的な記録の仕方がわからない」など質問や要望があれば遠慮なく、質問箱等で連絡ください。質問箱なら匿名で質問できますので、どうがお気軽に連絡いただければと思います。

というわけで今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

また明日もお会いしましょう。さようなら。



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