暗号資産の少額積立投資で資産形成!運用状況報告(21年6月)
みなさん、こんばんわ。成長おじさんです。
今回は「暗号資産の少額積立投資の運用状況報告」です。
最近の相場状況認識
ビットコインなどの暗号資産相場は、4月中旬に上昇トレンドラインを割り込み急落していましたが、5月中旬以降は横ばいの展開が続いています。
ただ、「横ばい」=「安心できる」とは言い切れない状況と思っています。
横ばいが続いているその間にも、相場のエネルギーは着々と蓄積されています。ですから、それが万一下方向に放たれることになれば、再び急落する可能性もあると個人的には予想しています。
【ワンポイントアドバイス】
ちなみに私は暗号資産に関しては、短期トレードは行っていません。
最大の理由は、税制面で圧倒的に不利だからです。
ご存じの方も多いと思いますが、法人ではなく個人による暗号資産取引で利益が出た場合、利益は雑所得として扱われ総合課税の対象となり、給与所得などの他の収入と合計額で税率が決まります。その税率は、所得税と住民税を合算すると最大で55%にもなります。
また、損失が出た場合でも、他の所得との損益通算(損失と利益を相殺)も出来ません。
一方で私が日々トレードしているFX(海外FXは対象外)の場合、同じ雑所得でも他の所得とは別に税額を計算する「申告分離課税」の対象となります。税率は所得金額に関わらず個人の場合は一律20.315%です。
また、損失が出た場合、CFD取引や先物取引の利益と損益通算することが出来ます。さらに確定申告することで翌年以降3年間であれば繰越控除(利益が出た場合に相殺できる)が可能となります。
いくら暗号資産相場はボラティリティが高く、大きく稼げる可能性があるとは言っても、大事なのは最終的に手元に残る利益ですよね。利益は取引終了時の額面ではなく、税引き後に手元に残る金額で計算するようにしましょう。
今年の暗号資産の大相場で見事に大儲けできた方は、くれぐれも来年の納税が控えていることをお忘れなきよう、しっかりと資産管理されることをおすすめします。
運用状況報告
さて、本記事ではコインチェックの完全自動積立サービス「Coincheckつみたて」を利用した超長期投資の運用状況を報告させていただいております。
2021年6月に関しては、以下の設定で積立を行ないました。
・BTC:2万円
・ETH:1万円
・IOST:1万円
計:4万円
口座状況は以下のとおりです。
先月の記事を公開した時点では「192248円」でしたから、元金積み立て分を引くと先月比で約6%の減少です。
もし冒頭で紹介した前述の通りの再急落が来ると大きく減少することが想定されますね・・・(とはいえ積立しているのは少額ですが・・・)
しかし、むしろ下がった場面ではチャンスですので、このまま積み立てを継続していきます。暗号資産は資産価値が無くなる可能性のある前提で投資しているので、特に資産運用上の問題はありません。
2020/11/24に積立口座から貸出口座に振り替えた0.06BTCは、先月から変わりなくいまだに「貸出申請中」のままです。いつになったら貸し出せるのだろうか・・・
なお、私のブログでもCoincheckつみたてのメリット・デメリットや実際の投資状況を掲載していきますので、仮想通貨の"つみたて投資"に興味のある方は、よろしければ合わせてご覧ください。
まとめ
現在の暗号資産相場は、急落後に横ばい状態が1ヶ月以上も続いていますが、嵐の前の静けさかもしれません。
暗号資産で取引されている個人投資家の方は、投資経験の浅い方が多い印象を持っています。そのため、資産管理がしっかりと出来ていない恐れがありますので、パニック的な急落には特に警戒したいです。
テクニカル的には、依然として過去最高値更新を目指すような強気相場にはなりにくい状況です。
現在の水準で下値を固められるのか、それとも再び下落方向に動くのかに注目していきたいと思います。
なお、暗号資産の将来に期待して、超長期投資で「つみたて投資」をされている方は、今のようなタイミングでやめてしまうのはおすすめしません。精神的にどうしても厳しい場合は一時的に積み立て額を減額するなどして対応しましょう。とにかく続けることが大事だと思います。
というわけで、今回はここまで。
この記事では今からでも暗号資産で資産形成できるのかについて「Coincheckつみたて」を利用して長期間検証していきますので、暗号資産に興味のある方は応援よろしくお願いします。
また、運用を通して判明したことがあれば、随時お伝えしていきたいと思います。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
また明日お会いしましょう。さようなら。