初心者にも分かる！熟練トレーダーのFXデイトレ戦略構築2022/3/17（木）
みなさん、FXトレードは順調ですか？
最近の急変について行けず、疲弊していませんか？
私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で16年間戦ってきました。これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。
この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。
FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。
それでは今日も「熟練トレーダーのFXデイトレ戦略構築」やっていきましょう。
本日の相場分析（ファンダメンタル編）
まずは日本経済新聞のニュースを確認して、相場全般の概況をファンダメンタル観点で押さえていきます。
米連邦準備理事会（FRB）が16日午後に公表した米連邦公開市場委員会（FOMC）の結果を受け、利上げが加速するとの見方が強まった。日米の金融政策の方向の違いが鮮明となり、円売り・ドル買いが広がった。
今回は0.25%の利上げは確実視されていましたから、注目は今後の展望でした。会合後に示した委員らの政策金利見通しでは、今回を含む年内の利上げ回数予想は7回になったようです。前回は3回予想でしたので利上げ予想者が大幅に増えていることがわかりますね。それを受けてドル円は大きく動いています。
超短期的な売りの出番もなかったようです。（今回は仕事中だったのでリアルタイムでは見れませんでした。）
昨日の値動きによる相場への影響度合いや今後の展望予想は後ほど、テクニカルでみていきましょう。
米長期金利
次は、米長期金利の動向です。
米長期金利のNY終値は、2.19%台（前日比+0.05%）とさらに上昇してきました。
米長期金利の見通しは前日から変わりません。チャート画像の通り、現在は3月上旬の100MAのサポートを背景とした上昇トレンドが継続しており、5MAを割り込むまでは短期的な上昇が続くものと予想しています。
なお、長期的にも上昇トレンド入りしたと見ていますので、長期投資の場合も買いスタンス（債券は売り）で良いかと思います。
原油
次はエネルギー代表、原油です。
原油相場の終値は95ドル台。前日から変わりません。
ようやく買戻しやすいレートに戻ってきましたね。現在は93ドル台に50MAがありますので、ここがサポートになるかに注目です。
反対にレジスタンスは5MAですが、現在100ドル付近にありますので、50MAのサポートを根拠に上昇に転じるには5MAの上抜けが必須条件となりそうです。個人的には買い戻しのチャンスかなと思っています。
では、各通貨のテクニカル動向をみていきます。お手元のFXアプリ等で日足、4時間足、1時間足チャートを交互に表示しながらご覧ください。
本日の相場分析（テクニカル編）
「ドル円」
＜NY終値＞
118.8円付近
＜今日の予想レンジ＞
115.6円〜119.6円
＜相場動向概況＞
まずは、これまでの大きな流れを認識しておきましょう。週末の記事をご覧ください。
それでは、前日のトレード戦略の振り返りですが、
・買いポジションはFOMCを前に利確もあり
・短期的な過熱感から一度下落を挟む展開を期待
・トレードはレジサポがはっきりしてから
としていましたね。
結果を見ていきましょう。
ドル円はFOMC発表の影響もあり、一時は119円台に乗せてきました。FOMC発表直後に円高となった場合には、超短期投資（売り）に面白みがありそうだと思っていましたが、結果としては円高にはなりませんでした。
＜デイトレ戦略＞
ドル円は、一度下落を挟んで欲しい状況は変わらないのですが、約5年ぶりの円安水準ということもあり、なかなか円高展開になりませんね。
今後119.6円台まで円安が進むものと予想していますので、リスクリワードレシオの良い水準で買えるような場面が来れば、買いで臨みたいと思いますが、それまでは様子見が良いかと思います。
なお、現在はウクライナ情勢など不安定要素がありますので、ポジション量が過剰にならないように気をつけましょう。
★「ユーロドル」
＜NY終値＞
1.104ドル付近
＜今日の予想レンジ＞
1.097ドル〜1.11ドル
＜相場動向概況＞
前日の戦略は、
・上は1.11ドル台、下は1.08ドル台と広めの目線
・1.10-1.08ドルのどこかでサポートを形成後、
レンジ相場を経てどちらかに動く展開を想定
・1.09ドル前半がサポートの可能性もあり
・トレード見送りで様子見
としていました。
昨日はFOMC発表後は大きく変動しましたが、終日で見ると堅調推移となりました。現在はサポート水準を徐々に上げながら1.11ドル台を目指す展開の準備期間かと思います。
＜デイトレ戦略＞
本日も見方は変わりません。上は1.11ドル台、下は1.08ドル台と広めの目線を持ちたいです。1.10-1.08ドルのどこかでサポートを形成、レンジ相場を経てから再びどちらかの方向に動く展開を想定しています。
細かいところでは、昨日は1.095ドルをサポートに反発しています。徐々にサポート水準が切り上がっていますので、これを根拠に短期的に買いで臨むのはアリかと思います。
よって、本日は押し目があれば短期買いで臨みたいと思います。具体的には1.099ドル〜1.095ドル台までを考えています。損切りは1.09台割れです。
本日も新規トレードは見送りして様子見とします。
「ユーロ円」
＜NY終値＞
131.1円付近
＜今日の予想レンジ＞
127.0円〜130.0円
＜相場動向概況＞
前日の戦略は、
・売り圧力はだいぶ低下
・130円付近を上抜けると円安本格化の可能性あり
・129円台半ばから128円台半ばにかけて段階的に買い下がる戦略
としていました。
結果としては、昨日は129.6円台を下値に131.4円台まで円安が進みました。1時間足17時の足で、130を突破してからの展開はまさに教科書通りであり、予想通りの展開となりました。
昨日は129円台半ばから128円台半ばにかけて段階的に買い下がる戦略としていましたので、欲を言えば、130円超えの前に明確な下押しが欲しかったですね。もう少し買いポジションを建てておきたかったです。
＜デイトレ戦略＞
ユーロ円は予想通り買い方向に動きましたね。保持している買いポジションは、131円台で一度利確しても良いかなと個人的にはと思います。直近の利確目標が131円だからです。
今後については、一度横ばいの展開を挟むシナリオをメインに考えています。
本日は買いポジションは131円台で利確して、様子見で行こうと思います。
ただ、今のユーロは相対的に変動要素が多く、積極的にリスクを取りに行く場面とは思えないため、リスクを抑えたい方は見送りを推奨します。
★「ポンドドル」
＜NY終値＞
1.315ドル付近
＜今日の予想レンジ＞
1.31ドル〜1.319ドル付近
＜相場動向概況＞
前日の戦略は
・週足200MAを割り込んでいる状況
・1時間足や4時間足では売り圧力は低下
・週足・日足をみるとまだ本格的に買える状況ではない
・1.309から1.312ドルあたりまで段階的に売り
としていました。
結果としては、一時1.308ドル台までドル安となりましたので、売り戻しが進んでいる状況です。
＜デイトレ戦略＞
ポンドドルは昨日のFOMC発表直後は大きく上下動しましたが、その後はドル安展開が続き、週足200MA水準を回復してきました。日足のMACDもゴールデンクロス直近状況です。
よって、本日は以下の戦略とします。
売りポジション（1.305ドル-1.312ドル）は、4時間足以上の確定足で1.32ドル乗せなら損切り。
「ポンド円」
ポンド円デイトレ分析は、PostPrimeへ移行しました。
記事の趣旨
【こんな人に読んでほしい＆期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
→有利な位置で取引する感覚を体得
・損切りポイントの開示
→損切りに対する抵抗感を減少
※FXに興味はあるが、時間をかけられない
・平日朝の記事更新
→サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
※副業で収入を増やし、生活にゆとりが欲しい
・適切なポジション量の開示
→予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
チャンス到来時にはレバレッジを掛けて勝負
→トレードの繰返しで着実にスキルアップ
【お願い事項】
＜その１＞
日本人の資産を守りたいとの思いから、長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するものではありません。
また、読者の方に積極的な取引を推奨するものでもありません。
最終的な投資判断は、あくまで自己責任でお願いします。
＜その２＞
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本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは、また明日もお会いしましょう〜
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