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熟練トレーダーと学ぶ!FXデイトレ戦略構築_2022/3/22(火)

みなさん、FXトレードは順調ですか?
最近の急変について行けず、疲れきっていませんか?

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で16年間戦ってきました。これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

それでは、今日もトレード戦略構築やっていきましょう。

本日の相場分析(ファンダメンタル編)

まずは日本経済新聞のニュースを確認して、相場全般の概況をファンダメンタル観点で押さえていきます。

パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が21日の講演で状況次第で大幅利上げに踏み切る可能性を示唆し、円売り・ドル買いが優勢となった。

日本経済新聞 為替概況より

先日、複数のFRB高官が金融引き締めに前向きな見解を示したばかりですが、昨日はパウエルFRB議長が「状況次第で大幅利上げに踏み切る可能性」を示唆したようですね。

この状況では、日米の金利差拡大が見込んだ円売り・ドル買いがますます進展すると予想されます。

なお、先週1週間の主なトピックはブログにもまとめてありますので、参考にしてください。

米長期金利

次は、米長期金利の動向です。

米長期金利のNY終値は、2.29%台(前日比+0.14%)と大幅に上昇してきました。
昨日は5MAを割り込んでいたため、一度下押しがあるかも?と予想していましたが、前述のパウエル議長の発言もあり大幅に上昇する結果となりました。

なお、米長期金利はテクニカル的に長期的な上昇トレンド入りしたと見ていますので、長期投資の場合も買いスタンス(債券は売り)で良いかと思います。

原油

次はエネルギー代表、原油です。

原油相場の終値は112ドル台。前日比で7ドル上昇してきました。

ここまでは、完璧に予想通りの展開ですね。
今後は120ドル台まで上昇してきた時点で一度利確しようと個人的には思っています。

では、各通貨のテクニカル動向をみていきます。お手元のFXアプリ等で日足、4時間足、1時間足チャートを交互に表示しながらご覧ください。

本日の相場分析(テクニカル編)

「ドル円」

<NY終値>
119.5円付近
<今日の予想レンジ>
115.6円〜119.6円
<相場動向概況>
まずは、これまでの大きな流れを認識しておきましょう。週末の記事をご覧ください。

それでは、前日のトレード戦略の振り返りです。
前日は、
・今後119.6円台まで円安が進むものと予想
・有利な位置で買い戻せる場面が来るまでは様子見
・118円付近から117.7円あたりまで円高が進めば買い
としていましたね。
結果を見ていきましょう。

※最新のチャートでは既に119.6円台を上抜けており、その後一気に120円まで円安が進んでいますが、本記事では今朝時点のレートを基準に執筆します。

ドル円は119円前半台で底堅い展開となりました。NY市場に入ると前述のファンダメンタル的な要素もあり、119円台半ばまで上昇しています。
円安目標の119.6円台まであとわずかの状況です。

<デイトレ戦略> 
ドル円は、トレードするなら"買い"ですが、今の水準でのトレードは、損切り候補となるレートまでも遠く、高値掴みのリスクがあるので避けたいと考えています。

本日は118円前半まで円高が進む場面があれば、買いで臨みたいと思いますが、下押しのムードがなかなか出ない状況です。

なお、現在はウクライナ情勢など不安定要素がありますので、ポジション量が過剰にならないように気をつけましょう。

★「ユーロドル」

<NY終値>
1.101ドル付近
<今日の予想レンジ>
1.099ドル〜1.12ドル
<相場動向概況>
前日の戦略は、
・目線を買いに変更
・1.100台は短期的には良い買い場
・1.107ドル〜1.099ドル台まで少しずつ買い下がる戦略
としていました。

結果としては、パウエル議長の発言もありドル買い優勢の展開となり、再び1.100ドル近くまでドル高となっています。
<デイトレ戦略>
50MAと100MAの間での攻防が続いていましたが、そろそろどちらかに抜けそうな状況です。もし上抜ければ1.11ドル台前半までは早期にドル安が進むと見ています。反対に下抜けますと1.091ドル付近が下値の目処になるかと思います。

※最新の状況では下抜けてきています。ポジション量が多い場合で買いポジションを保持している場合には、早めの損切りが良いかと個人的には思います。

「ユーロ円」

<NY終値>
131.6円付近
<今日の予想レンジ>
130.0円〜132.5円
<相場動向概況>
前日の戦略は、
・一度横ばいの展開を挟むと予想
・130.8円付近まで下押しがあれば短期トレード目的で買い戻し
としていました。

結果としては、期待通りに横ばいの展開となりましたが、円高方向は131.3円台までとなり、131円台を割り込む展開とはなりませんでした。

<デイトレ戦略>
ユーロ円は先高観が出ていますので、本日は131.2円付近まで下押しがあれば短期トレード目的で買い戻したいと思います。利確は131円台後半、損切りは130.5円割れです。

ただ、今のユーロは相対的に変動要素が多く、積極的にリスクを取りに行く場面とは思えないため、リスクを抑えたい方は見送りを推奨します。

★「ポンドドル」

<NY終値>
1.317ドル付近
<今日の予想レンジ>
1.31ドル〜1.319ドル付近
<相場動向概況>
前日の戦略は
・日足のMACDゴールデンクロス
・週足200MAも回復
・残売りポジション(1.305ドル-1.312ドル)は、1.31ドル前半で決済
 4時間足以上の確定足で1.32ドル乗せなら完全損切り。
としていました。
結果としては、1.31ドル台半ばを中心とした横ばいの展開(1.312〜1.321ドル)となりました。
<デイトレ戦略>
ポンドドルは4時間足100MAのレジスタンスと50MAのサポートに挟まれた状況が続いています。

一昨日まではドル売りの勢いが優勢でしたが、昨夜のパウエル議長の発言の影響もあり4時間足のMACDが再びデッドクロスするなどドル高の勢いも増してきています。

日足のMACDはゴールデンクロスしたばかりですので、先読みが難しい状況になってきました。

本日は、トレード判断がかなり難しい状況ですが、現在保持している残りの売りポジションは予定通り1.312ドル台前半で一度決済します。
その後は4時間足50MAor100MAを抜けた方向に順張りでポジションを建てようと思います。

「ポンド円」

 ポンド円デイトレ分析は、PostPrimeへ移行しました。

記事の趣旨

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
  →有利な位置で取引する感覚を体得
・損切りポイントの開示
  →損切りに対する抵抗感を減少
※FXに興味はあるが、時間をかけられない
 ・平日朝の記事更新

 →サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
※副業で収入を増やし、生活にゆとりが欲しい
・適切なポジション量の開示

 →予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
  チャンス到来時にはレバレッジを掛けて勝負
 →トレードの繰返しで着実にスキルアップ

【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから、長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するものではありません。
また、読者の方に積極的な取引を推奨するものでもありません。
最終的な投資判断は、あくまで自己責任でお願いします。 
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本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

それでは、また明日もお会いしましょう〜

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