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初心者にも分かる!熟練トレーダーのFXデイトレ戦略構築2022/2/28(月)
おはようございます。
今が人生で一番の成長期!成長おじさんです。
私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で16年間戦ってきました。これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。
この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。
FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。
それでは今日も「熟練トレーダーのFXデイトレ戦略構築」やっていきましょう。
本日の相場分析(ファンダメンタル編)
まずは日本経済新聞のニュースを確認して、相場全般の概況をファンダメンタル観点で押さえていきます。
ロシアがウクライナとの停戦交渉に応じる構えを示し、紛争の長期化が避けられるとの見方が強まった。リスク回避時に買われやすいドルが欧州通貨に対して弱含み、対円でのドル売りに波及した。
停戦交渉はまとまるといいのですが、おそらく容易なことではないのでしょう。先週末時点では上記の状況でしたが、状況は刻一刻と変化していますし、さらに悪化することも想定しつつ注視していくしかないですね。
こういう場面では急落・急騰と言った言葉が飛び交う状況もあるかと思いますが、普段にも増して一時的な感情でトレードすることを避けたいです。
昨日の値動きによる相場への影響度合いや今後の展望予想は後ほど、テクニカルでみていきましょう。
次に、米長期金利の動向を見てみましょう。
米長期金利は一時再び2%台まで上昇する場面もありましたが、その後は落ち着きを取り戻し、NY終値は1.96%台と前日と変わらずとなりました。
現状では5MAを上抜けている点や物価先高観も根強いことから、短期的にも上昇トレンドが再開することを想定したいです。
また、長期的には上昇トレンド入りしたとの見方は一貫して変わりませんので、買いスタンス(債券は売り)で良いかと思います。
ただ一方で、当面はウクライナ情勢の行方に影響を受けると思いますので、急変には注意が必要です。
次はエネルギー代表、原油です。
昨日の原油相場は一時90ドル付近まで下落する場面もありましたが、NY終値では92ドル付近まで回復しており、引き続き堅調な推移を想定したいです。
先日100ドル乗せを達成した原油ですが、私は今回の先高観はまだ終わりではないと思っています。従って、個人的には今後も87円割れまでは押し目買いスタンスで臨みます。
では、各通貨のテクニカル動向をみていきます。お手元のFXアプリ等で日足、4時間足、1時間足チャートを交互に表示しながらご覧ください。
本日の相場分析(テクニカル編)
「ドル円」
<NY終値>
115.5円付近
<今日の予想レンジ>
115.2円〜116.3円
<相場動向概況>
まずは、これまでの大きな流れを認識していただきたいので、まだの方は週末の記事をご覧ください。
それでは、前日の振り返りです。
前日の戦略は
・レジスタンス115円前半上抜け
・115.9円超えあたりから損切り開始
・116.3円台を上抜けで完全撤退
としていましたね。
結果を見ていきましょう。
ドル円は、ウクライナ情勢の変化に合わせて一時は115.1円台まで円高が進行しました。しかし、その後はドルの一強となり円は売られる展開で115.7円台をつける場面もありました。また、NY終値でも115.5円台と直近のレジスタンス115円台前半を上抜ける結果となっています。
<デイトレ戦略>
引き続き、目線を中立に戻して見ていく必要があるかもしれません。
現在の売りポジションは115.2円まで完了していますが、損切り開始タイミングを前倒ししようと思います。具体的には115.6円超えあたりから損切り開始です。完全撤退は116.3円台を上抜けで変わりません。
なお、引き続きウクライナ情勢など不安定要素がありますので、過剰なポジションにはくれぐれも気をつけましょう。
「ユーロドル」
<NY終値>
1.127ドル付近
<今日の予想レンジ>
1.11ドル〜1.13ドル
<相場動向概況>
前日の戦略は、
・売りポジションは1.123ドル付近で利確済
・いったんノーポジションで様子見
としていました。
結果としては、ウクライナ停戦交渉の報道を頼りに安心感が広がり、ユーロ買いが進展。1.127ドル台まで戻す展開となりました。
<デイトレ戦略>
MACDを確認する限り、売り圧力の高い状況は変わっていません。
本日は、1.122ドルから1.227ドル付近まで売り上がる作戦で個人的には行きたいと思います。なお、損切りは1.13ドル乗せとしたいと思います。
「ユーロ円」
<NY終値>
130.2円付近
<今日の予想レンジ>
128.2円〜130.9円
<相場動向概況>
前日の戦略は、
・日足MACDの状況悪化
・売り予想が的中し、129.3円台で利確完了
・ノーポジションで様子見
としていました。
結果としては、一時128.7円台まで円高が進む場面がありましたが、ウクライナ停戦交渉の報道を頼りに130円台を回復しています。
<デイトレ戦略>
ユーロ円はしばらくは売り目線で見たいです。
本日は130円台を段階的に売り上がる作戦で個人的には行きたいと思います。なお、損切りは131円乗せとしたいと思います。
「ポンドドル」
<NY終値>
1.341ドル付近
<今日の予想レンジ>
1.327ドル〜1.35ドル付近
<相場動向概況>
前日の戦略は
・0.50%金利引き上げへの期待感低下
・買いポジションは1.343ドル台で損切り済
・ノーポジションで様子見
としていました。
結果としては、ポンドドルは相対的には大きな動きはなく、1.34ドル台を挟んで上下動する展開となっています。
<デイトレ戦略>
本日は1.33ドル台後半から1.34ドル台半ばにかけてレジスタンスになるか否かに注目したいです。
1.34ドル台半ばの上抜けで損切りする前提であれば、1.33ドル台後半から1.34ドル台半ばにかけて、先行して売りで入る戦略もありかと個人的には思っています。(初心者の方は見送りが良いかと。)
「ポンド円」
ポンド円デイトレ分析は、PostPrimeへ移行しました。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは、また明日もお会いしましょう〜
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