クラファン投資で生活を豊かに生きよう(21年11月運用実績報告)
みなさんは「クラウドファンディング」をご存知ですか?
大抵の方はMakuakeなどのように購入型クラウドファンディングを思い浮かべる方が多いと思います。
しかし実は、クラウドファンディングには投資を目的としたものもあるんです。(本記事ではクラファン投資と呼びます。)
クラファン投資は、一般的にミドルリスク・ミドルリターンに分類されることが多く、初めに投資を決めてしまえば日々の値動きに惑わされることがないため、長期運用を行いたい方にはおすすめの投資です。
しかし、株式投資やFXなどに比べて情報が少ないため、将来の資産形成の手段として取り入れてよいのか迷われている方が多いのが現状です。
そこで私は「クラファン投資で資産形成できるのか?」をテーマに2021年から元金100万円&月5万円の積立で投資をスタートさせました。
本記事では、毎月の運用状況を報告させていただいていますので、クラファン投資に興味をお持ちの方や資産形成手段に迷われている方のお役に立てれば幸いです。
運用状況報告「21年12月26日」
今年1月から100万円でスタートして、毎月5万円ずつ積み立てていく方式で取り組んでいます。
【クラファン投資状況】
運用総額:146万円、US$404.44、A$111.52
運用中:70.9万円+US$300
分配金:8904円、US$4.44、A$1.52
分配金がもう少しで1万円の大台に乗せそうな状況まで来ました!当初目標達成まであと少しです。
最近は、仕事の関係で投資申し込み開始時間にスタンバイできず、投資機会を逃してしまうことが多くなっています。未運用資金の増加が課題です。
ブログでは、投資状況をもう少し詳細に更新していますので、クラファン投資に興味のある方はぜひ一度読んでみてください。
クラファン投資のメリット
<少額から投資可能>
運営会社にもよりますが、最低1万円から投資することができるため、運用資金が潤沢にはない個人投資家でも身の丈にあった投資が可能となっています。
<運用期間が決まっている>
運用期間についても公開されているため、資金計画が建てやすいです。
一度始めてしまえば、利確や損切りのタイミングに悩む必要ありません。
<投資家保護の仕組みがある>
投資である以上は元本保証ではありませんが、不動産投資型クラウドファンディングは「優先劣後の仕組み」、ソーシャルレンディングは「債務保証の仕組み」があることで、元本毀損するリスクが低減されています。
<外貨建てによる分散投資>
今の時代、円建てでしか投資を行っていないこともリスクと考えるべきだと思っています。例えばクラウドバンクであれば、外貨建てでの投資案件を手軽に申し込むことが出来ます。今月は米ドル200ドルの追加投資しました。今後は他の外貨投資案件にも出資していくつもりです。
クラファン投資のデメリット
本章では、実際にクラファン投資をやってみて私が感じたデメリットを紹介します。
<所得によっては税金が高い>
「不動産投資型クラウドファンディング」や「ソーシャルレンディング」で受け取る利子や分配金は、雑所得の扱いとなり総合課税対象です。
総合課税の税率は、課税所得が多いほど高くなる累進課税方式が採用されており最大45%まで課税されます。他の課税所得に応じて税金が大きく変動するので所得の多い方は注意が必要です。
<申込み出来ない問題>
「人気がありすぎて申し込みが出来ない」問題に関しては、不動産投資クラウドファンディングの投資対象サービスを増やす方向にしました。
理由としては
不動産投資クラファンを開始する会社が増えてきている
都心部の投資マンションに限定することで一定程度のリスクは抑えられる
不動産投資に関する知識を身に着けていきたい
と考えたからです。近々、ポートフォリオに「大家どっとこむ」を追加しようと思います。
<償還早い問題>
これは良い点でもあるのですが、早期償還案件の割合が高いです。召喚された資金は次の投資に回せるので、通常であればさほど大きな問題ではありません。
しかし、現状では未運用資金が多く、優良案件の早期償還によりキャッシュフローの悪化が意外と深刻な問題と思ってます。
<手数料問題>
最近気付いたのですが、振込手数料問題です。
証券会社やFX会社であれば、振込手数料は大抵の場合、業者負担で行なえますが、クラファン投資の場合は投資家負担が主流です。
これは痛いです。。。
少額分散クラファン投資における最大の盲点でした。
クラファン投資では1万円から投資できるのが魅力の一つでもあります。しかし、1件あたり1万円の投資では、無事に償還されたとしても数百円程度の利益にしかなりません。それなのに投資資金を振り込む段階で、銀行に振込手数料を取られていたのでは、実質まったく利益が出ません。
この問題に対しては、ネット銀行の口座開設を増やして対応しています。
まとめ
今月はCREALで2つの案件に投資ができたものの、ジョイントアルファの大型物件が償還になるなど、未投資資金が減っていきません。
今年は分散性重視で単価を押さえてきましたが、来年は単価を上げて資金効率を高めていこうと思います。これからも長期間に渡って「クラファン投資で資産形成は可能なのか」の検証を続けていきますので、クラファン投資に興味のある方は応援よろしくお願いします。
というわけで、本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
また明日お会いしましょう。さようなら。