初心者にも分かる！熟練トレーダーのFXデイトレ戦略構築 2022/1/10（月）
おはようございます。成長おじさんです。
今日も各通貨ペアの相場認識をアップデートして、自身のFXトレードに活かしてくださいね。
本日の相場分析（ファンダメンタル全般）
それでは、まずは日本経済新聞のニュースを確認して、相場全般の概況をファンダメンタル観点で押さえておきましょう。
記事によれば「朝方発表の2021年12月の米雇用統計は労働市場の引き締まり示す内容で、ドル買いが先行した。ただ、買い一巡後は次第に利益確定や持ち高調整目的の円買い・ドル売りが優勢となった。」とのこと。
非農業部門の雇用者数は前月比19万9000人増と市場予想（42万2000人増）を下回ったものの、失業率と平均時給の伸び率は市場予想以上ということで、米金融政策の早期の正常化観測が高まると受け止められたようです。
では、米長期金利の動向を見てみましょう。
米長期金利は1.76%台（前日比+0.04%）。一時は1.799%まで上昇しました。昨年3月と10月の水準を上回ってきましたので、チャート的には上昇が続くように思います。そこで、週足を見ていきましょう。
週足で見ると200MA(水色線)が1.79%台に控えていますから、ここを抜けることができれば上昇にはずみがつくものと想定されます。よって、週足確定レベルで上抜けを確認するまでは、トレードは見送りが良いかと思います。
次はエネルギー代表、原油です。
原油は、NY終値で78ドル台ですが、5MAに沿って堅調に推移しています。いったん下押しを期待したいところですが、このまま原油高が続く場合、次のターゲットは84ドル台が考えられますので、引き続き押し目買いのスタンスで臨みたいと思います。
では、各通貨のテクニカル動向をみていきます。お手元のFXアプリ等で日足、4時間足、1時間足チャートを交互に表示しながらご覧ください。
本日の相場分析（テクニカル全般）
「ドル円」
＜NY終値＞
115.6円付近
＜今日の予想レンジ＞
115.4円付近〜117.2円付近
＜相場分析概況＞
まずは今春からの相場概況です。大局を認識しておきましょう。ご自身チャートも併せて参照ください。
①7/8 4月下旬からの円安トレンドを下抜け
②7/8〜9/24 レンジ相場が2ヶ月以上継続
③9/24 110.6円台をサポートに円安トレンド開始
④10/15 113円台半ば〜114円台前半のレンジ相場へ
⑤11/8〜 複数回レンジ抜けもトレンド発生には至らず
⑥12/1 オミクロン株の懸念で113円割れまで円高
⑦12/6 オミクロン株の警戒感が薄れ、113円台中心の値動き
⑧12/23 114.2円台上抜けで115.4円を目指す展開を予想
⑨1/4 115.4円台上抜けで117円乗せを予想
と推移してきました。
そして、先週金曜日の戦略は「買いポジションは116円台前半で一部利確して、再び115.4円台まで段階的に買い指値を行う」としていましたが、結果を見ていきましょう。
結果は、朝方の116円台を高値に一時115.5円台まで円高となりました。米雇用統計にも大きな反応は無し。買いポジションは若干買い増しできましたね。
＜デイトレ戦略＞
本日も状況は変わりません。115円台半ばのサポートを受けて、116円台前半のレジスタンスを超えられれば、117円から117.5円あたりの利確ターゲットを目指すものとの予想を維持します。
よって、本日のトレード戦略も変わらずです。現在の買いポジションは116円台前半で一部利確。そして、再び115.4円台まで段階的に押し目買いを行う戦略とします。
なお、今週の大まかなドル円相場予想・戦略構築については、週末の記事をご覧ください。
「ユーロドル」
＜NY終値＞
1.136ドル付近
＜今日の予想レンジ＞
1.127ドル〜1.142ドル
＜相場分析概況＞
1.129ドル台を下値に1.136ドル台まで反発。ポジション保有状況は、1.127ドル台まで押し目買いが完了しています。
＜デイトレ戦略＞
トレード戦略は変わりません。買いポジションは1.127ドル割れまで保持したままとし、ユーロ買いが発生することを期待したいです。
「ユーロ円」
＜NY終値＞
131.3円付近
＜今日の予想レンジ＞
130.0円〜132.4円
＜相場分析概況＞
昨日は「130円台半ばまでの一時的な下押しは想定しながら、円安展開が進むことを期待」としていました。
結果としては、130.8円台を下値に131.4円付近まで反発。特に大きな変化はありません。130円台半ばまでの下押しは想定しながら、円安展開が進むことを期待したいです。
＜デイトレ戦略＞
本日も戦略は変わりませんが、現水準で一部利確もありかと思います。次の利確ターゲットは132円〜132.4円あたりを想定しています。
新規トレードは、既に十分な買いポジションを保有しているため、見送りです。
「ポンドドル」
＜NY終値＞
1.359ドル付近
＜今日の予想レンジ＞
1.355ドル〜1.367ドル付近
＜昨日の相場概況＞
昨日は「レジスタンスは1.355ドル付近、サポートは1.349ドル付近。レンジを抜けてから順張りで臨む」としていました。
結果としては、終値で1.355ドル台を上抜けてきていますのでポンド買いトレンド発生を予想します。
＜デイトレ戦略＞
1.355ドル付近をサポートにポンド買いトレンドとなることを想定して、段階的にロングポジションを構築します。
「ポンド円」
ポンド円デイトレ分析は、試験的にPostPrimeへ移行しました。
記事の趣旨
【こんな人に読んでほしい＆期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
→有利な位置で取引する感覚を体得
・損切りポイントの開示
→損切りに対する抵抗感を減少
※FXに興味はあるが、時間をかけられない
・平日朝の記事更新
→サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
※副業で収入を増やし、生活にゆとりが欲しい
・適切なポジション量の開示
→予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
チャンス到来時にはレバレッジを掛けて勝負
→トレードの繰返しで着実にスキルアップ
【お願い事項】
＜その１＞
日本人の資産を守りたいとの思いから、長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するものではありません。
また、読者の方に積極的な取引を推奨するものでもありません。
最終的な投資判断は、あくまで自己責任でお願いします。
＜その２＞
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