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熟練トレーダーと学ぶ!FXデイトレ戦略構築_2022/3/25(金)
みなさん、FXトレードは順調ですか?
最近の急変について行けず、疲れきっていませんか?
私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で16年間戦ってきました。これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。
この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。
FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。
それでは、今日もトレード戦略構築やっていきましょう。
本日の相場分析(ファンダメンタル編)
まずは日本経済新聞のニュースを確認して、相場全般の概況をファンダメンタル観点で押さえていきます。
24日はハト派寄りとされるシカゴ連銀のエバンズ総裁が、通常の倍の0.5%の利上げに踏み切る可能性があり得るとの見方を示した。
一方、日銀は大規模な金融緩和を続ける方針を示している。さらに「指し値オペ(公開市場操作)」で再び金利上昇を抑えるのではないかとの見方も広がっている。日米の金融政策の方向の違いに着目した円売り・ドル買いが勢いづき一時、1ドル=122円41銭と2015年12月以来の円安水準に下落した。
日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いが止まりませんね。日銀による指値オペ実施観測も浮上しているようです。これは国内債券市場で長期金利が0.230%をつけたことで、指し値オペの通知が前回予告された2月10日の水準まで上昇したためのようです。
円売り・ドル買いの流れは、どこまで続くのやら・・・
一度動きが落ち着いた後が本当のチャンスかなと個人的には考えています。
なお、先週1週間の主なトピックはブログにもまとめてありますので、参考にしてください。
米長期金利
次は、米長期金利の動向です。
米長期金利のNY終値は、2.37%台(前日比+0.08%)に再び上昇してきました。昨日は5MAを割り込むか否かに注目していましたが、5MAに沿った展開が続いていますね。前回高値が2.41%でしたので、この水準を上抜けると一段と上昇する可能性が考えられます。
なお、米長期金利はテクニカル的に長期的な上昇トレンド入りしたと見ていますので、長期投資の場合も買いスタンス(債券は売り)で良いかと思います。
原油
次はエネルギー代表、原油です。
原油相場の終値は111ドル台。前日比で3ドル下落してきました。
昨日はEU首脳がロシア産原油の購入をボイコットする計画で合意できなかったことなどを理由に下落した模様です。しかし、引き続き5MAに沿った展開となっていますので、現在のところは120ドル台まで上昇してくることを期待したいと思います。
では、各通貨のテクニカル動向をみていきます。お手元のFXアプリ等で日足、4時間足、1時間足チャートを交互に表示しながらご覧ください。
本日の相場分析(テクニカル編)
「ドル円」
<NY終値>
122.3円付近
<今日の予想レンジ>
120.6円〜123.7円
<相場動向概況>
まずは、これまでの大きな流れを認識しておきましょう。週末の記事をご覧ください。
それでは、前日のトレード戦略の振り返りです。
前日は、
・中期トレンドは"円安"
・短期的には買われ過ぎとの認識だが逆張り戦法は非推奨
・損切りレートまで遠く、高値掴みのリスクあり
・119円前半あたりまで円高が進めば買い
としていましたね。
結果を見ていきましょう。
ドル円は日銀による指値オペ実施観測も浮上し、122.4円台まで再び円安が進んでいます。ようやく0.5%利上げ観測を織り込み、下押し場面が来ると期待していただけに残念・・・
<デイトレ戦略>
ドル円は、短期的には買われ過ぎとの認識は変わりません。ただ、現状中期トレンドが"円安"ですので、逆張り戦法はお勧めしません。
引き続きトレードするなら"買い"だと考えています。しかし、現水準でのトレードは、損切り候補となるレートまで遠く、高値掴みのリスクがあるので避けたいです。
本日は、120円後半まで円高が進む場面があれば、買いで臨みますが、現在対円通貨ペアは過熱感が出ていますので無理にトレードする必要はないと思っています。もし買い建てできたとしても、120円台半ば割れで速やかに損切りします。
「ユーロドル」 ☆注目☆
<NY終値>
1.100ドル付近
<今日の予想レンジ>
1.096ドル〜1.12ドル
<相場動向概況>
前日の戦略は、
・1.096ドル台がサポートとして機能し始めている
・50MAと100MAのゴールデンクロスが実現すれば
ドル安に弾みがつくか?
としていました。
結果としては、再び前回安値と同じく1.096ドル台までドル高が進む場面がありましたが、そこでのサポートを確認すると再び1.10ドル台近くまで回復しています。
<デイトレ戦略>
やはり1.096ドル台がサポートとして機能し始めているようです。本日は、それを根拠に買い増しで臨みたいと思います。
1.101ドル〜1.014ドル付近を上抜けてくれば、ドル安に弾みがつくと予想しています。
「ユーロ円」 ☆注目☆
<NY終値>
134.5円付近
<今日の予想レンジ>
133.6円〜137.5円
<相場動向概況>
前日の戦略は、
・徐々に横ばい展開になるものと予想
・前日安値付近の132.4円台で買い指値
としていました。
結果としては、東京時間に132.9円台まで円高が進む場面がありましたが、その後は反発して134円台まで円安が進んでいます。
<デイトレ戦略>
ユーロ円は押し目買いを狙っていましたが、残念ながら指値にはかかりませんでした。
本日は134.1円を超えてきたことに注目したいです。同水準は2021年5月以来の円安です。このまま週足確定・月足確定となった場合は、ユーロ円の円安トレンド再開がスタートする可能性があると予想します。中期トレンド把握としては134.1円に注目です。
短期では1時間足50MAの133.6円台まで下押しがあれば、押し目買いしたいと思います。割り込んだら即損切りです。
「ポンドドル」 ☆注目☆
<NY終値>
1.319ドル付近
<今日の予想レンジ>
1.317ドル〜1.336ドル付近
<相場動向概況>
前日の戦略は
・週足200MAも回復
・日足MACDゴールデンクロス
・4時間MACDゴールデンクロスなら買いに勢いつくか
・買いポジション(1.326-1.318)は保持で様子見
としていました。
結果としては、欧州時間に1.316ドル台までドル高が進みましたが、底堅い展開で横ばいの展開が続いています。
<デイトレ戦略>
ポンドドルは4時間足50MAと100MAのゴールデンクロスが完成しそうな状況です。もしそうなればMACDもゴールデンクロスしてくるでしょう。
具体的には1.321ドル付近を上抜けてくれば、ポンド買いに弾みがつくと予想しています。
本日は、現在の買いポジション(1.326-1.318)は保持したまま、1.319-6ドル台までドル高となる場面があれば買い増ししようと思います。
「ポンド円」
ポンド円デイトレ分析は、PostPrimeへ移行しました。
記事の趣旨
【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
→有利な位置で取引する感覚を体得
・損切りポイントの開示
→損切りに対する抵抗感を減少
※FXに興味はあるが、時間をかけられない
・平日朝の記事更新
→サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
※副業で収入を増やし、生活にゆとりが欲しい
・適切なポジション量の開示
→予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
チャンス到来時にはレバレッジを掛けて勝負
→トレードの繰返しで着実にスキルアップ
【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから、長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するものではありません。
また、読者の方に積極的な取引を推奨するものでもありません。
最終的な投資判断は、あくまで自己責任でお願いします。
<その2>
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本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは、また明日もお会いしましょう〜
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