スランプ継続!?育てるトレードAIによるFX自動売買検証(8週目)
私のFXパートナー「成長おっちゃん」
インヴァスト証券のMAiMATE(マイメイト)というFX自動売買エージェントです。
マイメイトは、従来の固定的なアルゴリズムによる自動売買システムと大きく異なる点があります。
それは「継続学習型AI+トレーナーによる育成」という点です。
マイメイトのエージェントは、毎週末に継続学習を行うことで最適化を図っています。さらに、トレーナー自身がエージェントの取引を評価することによって影響を与えることができるのです。
この記事では、新しい自動売買システムに、私のFX歴15年のノウハウを教え込めるのか?をテーマに2020年5月末から検証開始しています。
企画の目的
1.継続学習&教育機能によるFX自動売買サービスの可能性を探る
2.マイメイト公開による利益還元の可能性を探る
・実トレード接続サービス開始予定
・他人のマイメイトでも実トレード接続可能予定
0.成長おっちゃん自己紹介
マイメイト作成時には初期設定が必要なのですが、成長おっちゃんの設定(自己紹介)はこちら。
・銘柄:ドル円
→国内では最もメジャーな通貨。
・テクニカル:ボリンジャーバンド
→私もデイトレードで参照してるため。
(移動平均線と悩みました)
・ニュース:マーケット情報
→売られすぎ買われすぎなど現在の市況情報
→オシレータ系のような効果を期待。
・リスク許容度
→長期的な運用で勝つには、大きな損失を避けることが必須。
1.取引成績とスコア(7月第3週)
<今週の成績>
決済損益:-139.3pips
累積損益:-93.2pips
ランキング:4869位(前週比625位ダウン↓)
スコア:+76.9(前週比210.4ダウン↓)
ランク:D
ついに累積損益までもがマイナスに・・・
「誰にでもスランプはある!諦めるな成長おっちゃん!」
<推移グラフ>
2.取引結果分析
<7/20>
システム不具合により配信なし
<7/21 21:07>
当時のレート:107.2円
成長おっちゃんの判断:「買い保有継続」
成長おじさんの判断:「売りドテン」
評価:悪い継続
評価ポイント
・狭い範囲でのレンジ相場、ボリバン主軸には不利な相場展開
・20時の1時間足は下落示唆。ボリバン主軸なら売り転換が正解
<7/22 21:07>
当時のレート:106.9円
成長おっちゃんの判断:「ドテン売り」
成長おじさんの判断:「ドテン買い」
評価:悪いドテン
評価ポイント
・106.6円の下値抵抗からの反発を試す展開の最中
・前日買い持ち判断しているのであれば、我慢の時期
<7/23>
当時のレート:107.1円
成長おっちゃんの判断:「ドテン買い」
成長おじさんの判断:「売り保有継続」
評価:悪いドテン bud!←叱る対象
評価ポイント
・前日に売り目線に変更した前提での評価
・前日のドテン売りを否定する取引に見えてしまう
・レンジの天井と底でドテンを繰り返してしまっている
<7/24>
当時のレート:106.2円
成長おっちゃんの判断:「ドテン売り」
成長おじさんの判断:「ドテン売り」
評価:良いドテン good!
評価ポイント
・明確にレンジを抜けてきた後のドテンは高評価
3.今週のまとめ
今週も損失を拡大させてしまった成長おっちゃんですが、「今週以降は期待できる」と分析しています。
先週も解説した通り、ドル円は、直近の数週間は狭いレンジでの推移でした。
スイングトレード のおっちゃんにとっては、不利な相場だったと思います。
しかし先週金曜日、ドル円はレンジをようやく下抜けてきましたので、順当に考えるならば、今週以降は値動きが出ることが想定されます。
今週以降の成長おっちゃんの活躍に期待しようと思います。
マイメイトは、まだ成績は伸びませんが将来的には安定した収入源になる可能性を秘めていますので、地道に検証・教育を続けていきます。
引き続き「成長おっちゃん」の応援をよろしくお願いします。
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それではまた来週〜
(参考情報・補足事項)育成ルールなど
現在の育成は、下記のルールでスタートしています。
検証の結果、評価方法については実運用にそぐわないため再考中です。
なかなかいい案が浮かびませんが、定量的な評価は難しいかもしれません。
制約事項
・トレード判断は「1日1回」
(20時台に集中。20時以降順次処理されるみたい)
・評価できるのは「1トレード/週」のみ(土曜AM10時締切)
・利確や損切り目安は不明確(事前の指値・逆指値なし)
・トレードシグナル種別は9種類
「新規買い、新規売り、決済買い、決済売り」
「ドテン買い、ドテン売り、買い保有継続」
「売り保有継続、売買見送」
評価基準ルール
①1週間の全トレードを分析する
②トレード判断が実行された時刻付近でのチャートを分析
③評価は損益の大小ではなく、判断の良し悪しで評価をきめる。
(私と同じ判断であるかがどうかが基準)
④取引判断時点のポジション保有状態は前提条件として評価する。
例:取引判断時点で買い保有→買建ありの前提で取引判断を評価
※以下の定量評価はうまくいかなさそうなので、近日見直し予定
⑤評価順は以下の通りとする。
「悪い継続>悪いドテン>悪い新規>悪い決済>良い決済>良い新規>
良いドテン>良い継続>悪い見送>良い見送>どちらでもない」
⑥評価順の高かったトレードを評価対象とする。
同じ評価順が複数ある場合は、損益の大きいほうを評価対象とする。
<補足事項>
成長おっちゃんのシグナル配信では、現時点では実取引を行ってはいません。
①検証中につき成績未知数である。
②メール配信のため、時差が生じる。
(今夏、トレードと接続される予定)
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