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小中で「公民」を教わるが•••

あるシチュエーションの時に
「こんな時は当然可哀想だと思うでしょう」
「こんな時は普通頑張ろうと思うでしょう」
とか、身の回りでもネットでも
「人間ならば、こんな時こう思って然るべき」
みたいな意見を散見する。

でも、これって、
普通に人権侵害だと思うんだよね。
(言い過ぎ??(^_^;))

中学受験指導で、小6の子に公民も教えている。
人にはそれぞれに個性があって
感じ方、捉え方、考え方も違ってて
他人に害を与えない限り
自由が保障されるべきだと話している。

それも基本的人権のうちの一つだと。

本来「これが正しい考え方、感じ方!!」
みたいなものない。
多数派と違うことを非難されるのおかしい。
けど、なぜかみんなやっている。

思うけど、子供に教えていることと
実際、大人がやっている事が違うことも多い。
てか、何が人権か知らない大人も多い。

込み入った質問があれば
大人がやっている事が
必ずしも正しいとは限らないと
正直に言っている。

その上で、あるべき姿も話している。
個人の意見として、と言って。

人は大人になっても不完全で、未熟で
だから法が必要だし
あと、それだけではなくて
各々も社会の中で助け合える努力を
しないと社会はうまく機能しない。

小学校高学年からは
リアルをぼちぼち理解してもいいと思う。

義務教育でわざわざ公民を習う意味は
受験科目でなく
それが大切な事だからだと思う。

どうして社会は
ただの暗記科目に成り下がるのだろうか。
なんでも金に変えてしまう教育産業も罪深いね。

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