リピートに関するマーケティングよりも大事な考え方を整体院と歯科医の実例で
この記事では、リピートに関するマーケティングよりも大事な考え方を、整体院と歯科医の実例としてまとめています。
まず、新規集客が強くなりすぎるとどうなってしまうのか?
ここを考えると、バックエンドを買わない人まで結構増えてしまうことを、一つの可能性として、頭の中に入れておく必要があるんですね。
サービス業の方は本当に忘れないで欲しいんですけど、マーケティングで全ての問題が解決するわけではないんですよ。
特にお客様と接するところがなければ、マーケティングで全ては解決できるんですけれど、どうしてもお客様にサービスを提供する場合の会社さんだったら、そのときの居心地の良さだったり、居心地の悪さによって、リピートするかどうかが決まるんですね。
それは何かというと、お客様はその商品サービスを買っているとき、サービスを受けているときに最もリピートするからです。
そのときの体験によってリピート率のそこが変わってくるんですね。
そこに対して、すごく嫌な思いをした人にフォローのダイレクトメールを送っても、すごく嫌な思いを安いからと、もう一度しに行こうって思わないじゃないですか。
すごく嫌なお店が半額だからといって、よっしゃ行こう!そんなふうには絶対にならないじゃないですか。
それでも半額につられて、担当さんを変えてくださいと言える鉄のハートの持ち主ならいけるかもしれませんけど、そんな人少数派なんですよ。
だからついついマーケティングをやっていると、ダイレクトメールでお客様が来てくれると思いがちなんですけど、全ての底上げというのは、お客様と接しているその時間が最も大切なんです。
値引きや半額よりも重要な問診プロセスってものを今回意識してほしいんですね。
そこでお伝えしているのは、一番高額なモデルがですね。
この問診プロセスなんですよ。
お客様とのサービス提供のプロセスを、ただひたすら3日間トレーニングをし続けるというのが何百万というメニューなんですね。
これは先生にとってはすごく嫌なんですよ。
先生は技術さえ上がれば、お客様を直せば患者さんは来てくれると思っているんですけれど、患者さんからしたら治って当たり前と考えているんですね。
そこで差がつくことはないんですよ。
よほどのゴッドハンドであれば別なんですけど、他のところでたらい回しにされてようやく来れたと思ったら、その人が態度悪かったりちょっと接しづらい人でも、感謝しますけど。
基本的に1回目とか2回目に来るお客様って、治って当たり前と思ってやってくるんですね。
だから大事なことは知覚価値なんですよ。
お客様が価値を認識しなければ価値を提供したことにはならないんです。
当たり前で終わるんです。
病院に行って症状が良くなったからといって、特別とは思わないですよね。
そういう場所じゃないんですか?と、みんな思ってるんですよ。
患者さんは治って当たり前の場所なんですよ。
そういうふうに考えてるってことを自覚しないといけないんですね。
お医者さん立場としては、具体的な歯医者さんでの実例を挙げると、例えばですね、歯医者さんに行って、歯が痛くなくなったら普通でしょ?と思うかもしれないんですけど、実際はそれ、治療が上手な歯医者さんや治療が下手な歯医者さんとでは全然結果が違うんですよ。
それって知りようがないんですよ、実際のところ。
だって口開けて震えて、怖っ!て思ってて、場合によっては麻酔されて震えてるあいだに終わっちゃってるんですね、痛くなくなった。
それだけで終わりじゃないですか?
なので治療というところにもフォーカスしたら、みんな一緒なんですよね。
技術力が実は全然違うのにですよ。
だけれど、そのときの先生が治療する前にちゃんと歯を見せてくれて、これこういう状態ですと、こことここはこういう状況なので削らないといけないとか、レントゲン撮ってくれて、そのときにちゃんと説明してくれたりとか。
例えばですけど、痛くなるのがわかっているときに痛くなりますよと言ってくれるだけで安心なんですよ。
痛くなって当たり前のことを、痛いのは当然ですから我慢してくださいとか後で言われてもそうなんですけれど、最初にここ多分この麻酔しても少し響きますと言ってくれる方が安心感って出るんですね。
歯に対する麻酔ってないので、神経に直接行く麻酔はないじゃないですか。
歯の神経は骨の中にあるから、麻酔の針が届かないんです。
歯茎とかをしびれさせて伝達されないようにしているだけなので、だから実際は神経の痛みを感じているらしくて、伝達されていないだけなんですね。
麻酔が効きづらい人もいるから先生が把握してくれていると、こちらとしてはちょっと安心できるんですよ。
一言もなしに、麻酔足しますねって言われると恐怖なんですよ。
なんで痛くもないのにまた麻酔足すの?って、怖くて仕方ないじゃないですか。
それが痛くないですか?そろそろ痛くなってくるはずなので、痛くなったら言ってくださいねと言われるだけで安心できるんですよね。
これは予言するとすごく信用って上がるんですよ。
こうなりますよと予言されると、言わなくても当たり前だろうと思っていることを、この後こうなりますからねって言ってあげることで患者さんは安心したり、信用したりできるんです。
単純に黙って結果だけを届けても、お客様はリピートするかといったら全然違うんですよ。
ちゃんと価値を届けてもらう。
価値を感じてもらいながら、あなたのサービス提供することにフォーカスしていく必要が絶対にあるんです。
すごく大切なことです。
他業種だからうちとは違うとか思わないでくださいね。
うち歯医者とか整体院じゃないし…なんて思わないで欲しいんですよ。
なぜなら全てのビジネスで同じように使っていくことができるからです。
あなたが法人のコンサルを一つの視野に入れていたら、できて当たり前の考え方として、学んで血肉にしていってください。
こういう具体例を知ることで、対策って取れるようになりますからね。
お客様の立場に徹底的になって考えるんですよ。
歯医者さんとか整体院に対して、お客様をここに対する接し方一つでリピート率って全然変わりますからね。
だからこそ、値引きや半額よりも重要な問診プロセスってものが存在して、これを受けるにはすごいお金がかかるんですよ。
そこをアドバイスしてあげると、かなり成果が出ます。
オフラインビジネスに関して言えば、新規集客が強くなりすぎるとそれは一見いいように見えますけど、バックエンドを買わない人まで結構増えてしまうこととか、一つの可能性として考える必要があるんですよ。
そして、マーケティングで全てを解決できると勘違いしているとサービスが雑になってしまったり、あまり良い傾向を得ない可能性もあります。
だからリピートに関するマーケティングよりも大事な考え方を、整体院と歯医者さんの実例でお伝えさせていただきました。
この動画・記事も最後まで聞いてくださってありがとうございました。
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